7月29日(金)

朝6時、地蔵岳オベリスクを目指して、

御座石温泉から4人で登り出しました


毎年、何かしらの事情で挫折した鳳凰三山

今年こそはオベリスクに辿り着き

鳳凰三山を卒業したいものです


御座石温泉 標高1080m

登山客は少なめ


最初から急な登りです

どこまでも樹林帯


足元には色々なキノコがいっぱい


眼下は雲海



やがて祠が、、

旭岳らしいです


見ると、

急に富士山!!!

みんな大好き、富士山!

一気にテンションがあがります


とにかく急坂!


やっと広い場所に、

燕頭山 (つばくろやま、つばくろあたまやま)

2105m

久しぶりに広い所に出て
ゆったりした気分になりました


花らしい花にお会いしなかったのですが、

ホタルブクロ


一息ついて、出発です


相変わらず急登


あれは目指す鳳凰三山の一つ

地蔵岳らしいです

が、ガスがかかっています



ようやく、

鳳凰小屋に到着  2500mくらい

ここで宿泊します


主要な建物以外は

傾いているように見えたのは

わたしだけ?



水場

冷たく美味しいお水は豊富です


手続きを済ませて、昼食


早いうちにオベリスクまで行きます


この辺りで唯一、華やかな

タカネビランジ

この花を見たのは初めてでした

逆に高いお山でよく見かけるお花が

いっさいありません


急登の末

急な砂場をずるずると登り、

賽の河原

お地蔵さん群が見えてきました


色々なお地蔵さん

最後まで無事に

みんな京都まで帰れるようにお願いしました



あれがオベリスク!!!

実物は思っていたより

すごく大きかったです


地蔵岳山頂です


ちょっと登りかけましたが

下りるのが怖そう

このために全員ヘルメット着用


色んな所を見てまわり

ここでかなり遊びました


岩の間にタカネビランジ



この辺で断念

3年越しの目標達成です


また砂の急坂を下りていきます

下りるのは簡単で、

あっさり鳳凰小屋に戻りました


小屋の周辺には、コオニユリ(?)


チシマフウロ(?)


サンカヨウ、実


雄大な富士山も見えました

空も山も美しい色でした


記念に手拭いを買いました



5時半に待ちに待った

あまり評判のよくないカレーライスを

いただきました


評判通りでした


この小屋は夕食時の2時間程しか

発電機を作動しないそうで

すぐに真っ暗です


いつも一応ヘッドライトを持って行きますが

使ったのは久しぶり、、、

持って行ってよかった


もちろん、お風呂もシャワーもありません


する事がないので、寝るしかないです



当然早くに目が覚め

観音岳を目指して出発です


一晩お世話になりました



最初は急坂


尾根近くでやっと楽になり、


岩稜


素晴らしい青空


雲海


仙丈ヶ岳



雲海に浮かぶ

八ヶ岳 全貌


白いタカネビランジもあります



白峰三山  (しらねさんざん)

右から北岳、間ノ岳、農鳥岳



みんな大好き 富士山


素晴らしい所です!!!

写真 撮りまくり

楽しかったです


目指す観音岳 (2841m)

鳳凰三山の二つ目


観音と名前につくのに、

観音様が見当たりません

どこかにあったはず〜



観音岳からの富士山



昨日行った 地蔵岳 オベリスク

手前が砂場の急坂


ここでもあちこち眺めては写真を撮って

堪能しました


白砂のザレ道



鳳凰三山の三つ目

薬師岳  (2780m)



またもや富士山



薬師岳小屋でバンダナを買いました


鳳凰三山、三つとも制覇し、

夜叉神峠から下山します


ここからシラビソ林になります


長い道を歩いて


南御室小屋 (2200mくらい)

のんびり休憩


オトギリソウ


ヤマハハコ(?)


アキノキリンソウ



出発してから

ずっとゆるい登りでした


この辺からトレイルランナーに

何人も出会いました


シラビソ林

苺平を越え



ずっと同じような景色を

ひたすら進み


杖立峠に到着 (2500mくらい)

昼食です

すると何組ものハイカーさんがやって来て

瞬く間に賑やかなになり

みんな休んでは旅立って行きました



私たちも、旅の終盤 夜叉神峠に到着



夜叉神峠小屋 (1800mくらい)


ここから約400m、林道を下りたら

夜叉神峠登山口があり

タクシーが迎えて来てくれます


これがまた長かったですが、、、


この日は、

芦安温泉の可愛いペンションへ


温泉で疲れを癒し、

熱々のニジマスがメインの

種類豊富なディナーで

身も心も満たされました


みんな無事に下山し

楽しい山行

ありがとうございました