9月23日(木)
大峰山脈の大普賢岳に行って来ました。
役行者(えんのぎょうじゃ)ゆかりの、修験道では重要な行場の一つであります。
何だかよくわかりませんが、、、
今回も○ンベルさんのお世話になり、
和佐又キャンプ場を出発です。
大峰山脈方面には3回目ですが、
初めてスッキリ晴れました。
ナナカマドの実が赤くなっています。
紅葉はまだまだみたいです。
見上げると、
木々の向こうに今から登る、
大普賢岳、小普賢岳、日本岳が見えます。
どれがどれなのか、よくわかりませんが、
あんな所まて登って行くのか〜!
楽しいブナ林を行きます。
ブナ、ホウノキ、ハウチワカエデ、、、
いいお天気で気持ちいい。
ひんやり冷たいヒメシャラさんもたくさん。
上に行くほど、
だんだんと岩場が多くなってきました。
出て来ました!修行の場!
一つ目は、指弾ノ窟(しだんのいわや)
大岩の下のちょっとした洞窟のような所です。
続いて、朝日ノ窟(あさひのいわや)
とんがった三角岩が置いてあります。
そして、最も大きい、
笙ノ窟(しょうのいわや)
真ん中に、役小角(えんのおずの)さん、
左右に弟子の前鬼(ぜんき)と後鬼(ごき)。
前鬼さんと後鬼さんは、もともと鬼でしかも夫婦だそうです。
なんか、おもしろい・・
などと、面白がっていたら、
大きなオレンジ色のハチがやって来て、
私の顔の前で飛び回るので
無意識に手で払った瞬間、中指をチクッと刺されました!
スズメバチではなかったけど。
ガイドさんが一応ポイズンリムーバーで毒を吸い取って下さいましたが、指なのであまり吸えなかったかも〜
その後ずっとズキン、ズキンしてましたが、
たいして腫れもしないので普通に山を楽しんで帰りました。
ところが、その夜からどんどん腫れて来て、
め〜っちゃ痒い!!
夜は眠れず。
次の日病院に行きましたが、まだまだ腫れて、肘の手前まて赤く腫れて、とにかく痒い!
3日間ほど鬱になりました。
ハチには絶対手を出してはいけません!
そんな酷いことになるとはつゆ知らず、
急坂を登って、キャーキャー楽しんでいました。
岩には
かわいいリンドウ。
大岩が突き出たところにやってきました。
5〜6人ずつ登ってみます。
景色がひらけて、爽快です!!
幾重にも山並みが連なっています。
この後は、階段をいくつもいくつも登っていきます。
急登です。
ハシゴというか階段というか、
しっかりしていて安全なので、
怖くはなかったです。
楽しい!
合間にこんな景色が、パッと広がります。
ようやく、山頂に着きました。
大普賢岳 1780.1m
涼しいです。
ここで昼食です。
テルモスのお湯で小さいカップ麺とワッフル、
それとインスタントコーヒーを飲みました。
ちょっとお湯があると、食事がリッチな感じになります。
眺めは最高です!
とんがった所は、
6月に行った八経ヶ岳(らしい?)
左の方のちょこんとした所は、
先日行った大日山、その横は稲村ヶ岳。
右の方は、山上ヶ岳のはずなんだけど、
よくわからない・・・
稲村ヶ岳と大日山のアップです。
ここですごく幸せな気分になりました〜!
この後、また同じ道を下りて行きます。
急坂のハシゴをおりるのは面白かったです。
教えてもらった木の名前を復習しながら、
和佐又キャンプ場までおりましたが、
ほとんど忘れてしまいました。
よく覚えているのは、
「山菜の王様は、タラの芽
山菜の女王様は、コシアブラ」
です。
ハチ以外は、すっごく楽しい山行でした。
ありがとうございました。