4月18日(日)

一度行ってみたかった愛宕山の向こう側。


地蔵山や竜ヶ岳には行ったことがありますが、

その西側の嵯峨樒原(しきみがはら)に下りる道に行ってみかたったんです。

樒原からさらに西に下り、七谷川をずっと下って亀岡へ〜


この道を行ってみるには、まず愛宕山に登らないといけません。



登りは手っ取り早くツツジ尾根にしました。

まだツツジが咲いているかもしれません。



お天気はイマイチの曇り空でしたが、雨は降らないだろうと勝手に決めて、保津峡駅からスタートしました。



ツツジ尾根

左右にミツバツツジの木はたくさんありますが、もう咲いてしまった後でした。



かろうじて少し咲いていたのが慰めでした。



ツツジ尾根は楽しい道です。


山は新芽で明るくなって来ています。


山笑う・・・


なんてのんきに眺めていたら、

風が強くなり暗くなってきて、降り出して来ました。


やっぱり降って来たか〜!!

暗くて人通りの少ないお山は怖いです。

この日は心強いお連れがいたのでよかったです。


けど早く表参道まで行ってしまいたい。


アセビがたわわに咲いていて、雨に濡れてきれいです。


荒神峠を過ぎると少し小降りになりホッとしましたが、ここからはキツイ登りです。



クロモジ

この頃お気に入りです。


やっと水尾別れに来ました。


ここで休憩して何か食べようと思っていたのに、団体さんが休憩していたり、思いがけず人が多いです。

ベンチは濡れているし、ゼリーだけ食べて先に進みました。


黒門


標高900メートル近くなるとぐ〜んと寒くなりました。

風は真冬の冷たさです。


寒いのに、愛宕神社の下では大勢のハイカーさんがお昼ご飯中でした。



愛宕神社をお参りして、火災除けのお札をもらい、社務所前にあるストーブの休憩所にはいりました。


薪ストーブがあってポカポカすごく暖かいです。


身体が温まって来て、ずっとここでまったりしていたかったのですが、

しぶしぶ出て行くと、外は氷のような冷たさでした。




オオカメノキが初々しく咲いていました。

お久しぶりです。



雨に濡れた苔はいっそう緑が美しいです。



愛宕山 山頂(924m)から東側は京都の街が、西側は北山が連なっているのが素晴らしいです。



右から比叡山(843.3m)、横高山、水井山が見えます。


山の形がいつもと少し違ってゴツゴツしてるなと思ったのですが、

ここは900mくらいで、比叡山を見下ろして見ていたのでした。

いつも見上げていたのを下に見て面白いなと思いました。



小さなショウジョウバカマ、一つ見つけました。

お久しぶりです。



竜ヶ岳、地蔵山の分岐を越えて、亀岡が見えてきました。

ポツポツとはえている木はアセビです。


この辺でお昼ご飯にしたかったのですが、

日は照っていましたが風が冷たくて、寒くて止まっていたくないんです。


何組かのハイカーさんやファミリーはヤブの中で昼食中でした。

コンロでラーメンしてる人が羨ましい〜



神明峠に下りる分岐も越えて、

初めて行く道、嵯峨樒原に下りる道です。


すごく急な坂道でした。

林道とは聞いていましたが、確かに林道ですが、車で走ったら即ボロボロになってしまいそう。



急坂を下りていると、二人ともすごくお腹が空いて来て、おにぎりを食べながら下りる事にしました。

転がりおちないように。


お腹がふくれるとちょっと元気になりました。


最後まで急な坂を下りると、

懐かしい道に出ました。

何度も走ったことのある保津峡から越畑までの道です。



樒原の棚田に出て来ました。

ここもお久しぶりです。

棚田には水が張ってありました。


樒原の中を通って、次は七谷川に沿って下りていきます。


新緑が美しいです。


ゆるやかで楽しく走って行ける道でした。


椿の木が多く、赤い花が道にたくさん落ちていました。


ウワミズザクラ(上溝桜)



七谷川を下りた所は、2週間前にお花見に来た所です。

圧倒的に咲いていた桜は、全部緑色に変身していました。


あとは亀岡駅を目指して走るたけですが、風はいっそう強くめちゃくちゃ寒いでした。



走る元気もなくなって、のろのろとスタジアムに着きました。

18.9キロでした。


あまりお天気は良くなかったけど、お連れがいてくれて、めげる事なく楽しく、気になる樒原・七谷川の道をクリアできてよかったです。


ありがとうございました。