6月28日(日)
二週連続の比叡山。
ところが、
前夜から雨で、朝になって小降りになったものの降り続いていました。
中止やコース変更の連絡もないので、仕方なく傘をさして出かけて行きました。
地下鉄国際会館駅に着くと、雨は全然降ってなく、皆んな走る気満々です。
いくら雨が止んだとは言え、びっちょり濡れた山道を行くのは気が重いです。
でも、皆んなに会うのは何ヶ月ぶりかです。
久しぶり!
楽しくお喋りしながら、上高野の梅谷登山口から登り出しました。
一週間前と同じ道です。
先週は山の中は涼しかったけど、この日はむしむし暑いし、足元はベチョベチョ。
思いっきり汗を流しながら、せっせと登って行きました。
なんか足首がチクッと何回かしたので、給水ついでにパンツの裾をめくってみると、
ぎゃーーーッ!!!
です。
わたしの右足に気持ち悪い、忌まわしい、ヒルめがたくさん(3匹でしたが)へばりついていました!!
心臓が飛び上がりましたが、
無我夢中で取っ払いました。
左足も見てみたら、こっちにも1匹くっついていました。
もう倒れそうです。
服にも2匹くっついていました。
Tさんが持って来たヒルの嫌がるスプレーを足元にかけてくれました。
Tさんは先週の私のブログの記事を読んで、用意して来たのだそうです。
準備万端、なんて素晴らしい人!
先週Pさんの足から血がタラタラ流れるのを見ていたのに、何となく自分は大丈夫!と思っていたのでした。
他の人たちもあわててヒルがくっついていないか探してみると、やっぱり知らないうちに血がタラタラ、シューズにくっついて離れないのもいました。
そう言えば、私の足は血がタラタラ流れていません。
ヒルにやられたら血が止まらないはずなんですが。
だいたい献血に行っても、比重が軽いと言われて断られてばかりの安物の血なんです。
ヒルももっと栄養たっぷりの足の方に行ってくれたらいいのに〜
もうぐったりです。
家に帰りたくなりました。
でも、この谷川沿いの道を戻ったら、またヒルの餌食です。
尾根道に出たら、多分ヒルはいなくなるんじゃないかなぁ〜?と期待して、先を行きました。
上に行くにつれ、白いガスに包まれ、景色もよく見えません。
幻想的と言えば幻想的ですが、カラッと晴れたヒルのいない世界に行きたいです。
地面の枯れ葉や枯れ草がヒルに見えてしかたないです。
ケーブル比叡駅に着きました。
この日は、当然ながらハイカーさんが少ないです。
皆んなゆっくり休憩して、ヒルの点検をすると、まだまだくっつけて来た人がいました。
食い逃げされた人もいます。
毒がないので、赤い丸が出来るだけで、たいして痒くもないのが救いです。
ロングパンツを履いて来たのが、間違いの元だったのです。
ヒルがシューズから登って来ても、見えないので気がつくのが遅くなります。
ゴアテックスのスパッツとかしておけば、登って来ても落としやすいです。
みんなもTさんにスプレーしてもらい、私ももう一度かけてもらいました。
空も少し明るくなり、涼しくなりました。
気持ちを切り替え、峰道を行きました。
先週は人がいっぱいだったけど、誰もいません。
玉体杉から京都の街もベールの中。
横高山、登りました〜
戸寺から大原山荘まではしっかり走ってゴールしました。
大原山荘のお風呂でヒルの跡もきれいに洗い流して、スッキリしました。
ビールまでご馳走になり、ありがとうございました。
大原のナツツバキ
ヒメシャラではないのかな?