最近、夜に走りに行くと、
ホタルにお目にかかれます。

野辺山ウルトラが終わってから、ずっと休養中、
ついつい怠けがちな夜のランも、
ホタル見たさにがんばれます。

黄緑色の光が、ポワ~ン、ポワ~ンと点いたり消えたり・・・

写真に撮れないのが、残念。

一番たくさん飛んでいて、
期待をはずさないのが、
JR山科駅を北へ洛東高校グランド横の小さな川です。
安祥寺川の上流です。
間近に見れます。
手に届きます。

安祥寺川をずっと下って行くと、
わたしが夜に走るコースになります。
ここでもいつもいくらか飛んでいます。

ホタルより、見物人の方が多いくらいです。

ついつい立ち止まって、ぼ~っと見とれて、
足が止まってしまうのが難点です。


6月は年度末で、
この一年は5年に一度の忙しさでしたが、
7月からはやっと通常に戻ります。
平日の地道な練習が出来なかったのですが、
これからは、少しずつでも間を空けずにトレーニングしたいです。



毎年6月には、「ご苦労さんお食事会」があります。
正式にはこんなタイトルではありませんが、
わたしにとっては、ホントに「ご苦労さん」でした。
001 
二条通り川端東入ル ワインバー Mago(マーゴ) Tel 075-761-2055

ちょっと高級な会席やフレンチとかに連れて行ってもらえます。  
でも、お偉い方々同席で、楽しくワイワイというわけにはいきません。
この日の任務は、
お偉い方々のお顔と役職と名前を一致させて覚えることにあります。

ちょっと狭いお店だったので、
わたしのような下っ端は、お偉い方々から少し離れて、
カウンター席の方になりました。
002 
シャンパンです~。

今まで私が一番下っ端でしたが、去年に後輩が出来ましたので、
彼女が一番末席、次がわたしの順番です。
彼女はまだ20代半ばで、本当にお嬢様で、
いつもおしゃれで、きれいで
ヒールの高いパンプスを履いています。
わたしのようにランニングシューズで通勤しません。
時々、一緒にランチに行きますが、
マラソンや山の話題などしません。
グルメやオサレな旅行のお話が多いです。

そんな彼女が、突然、
「○○さん、富士山にも登ったことありますか?」と言いだしました。
「へ?」
お偉い方々の前で緊張気味のわたしは、意外な質問にちょっとビックリしました。
富士山に登ったことはありますが、
突風のため8合5尺の所でストップしたのでした。
来年くらいに、昼間に登ってお鉢めぐりもしたいと思ってると言うと、
「○○さんと一緒に、わたしも行きます!」と、宣言してますよ・・・・
「へ?」
なんか無理っぽい気がしますが。

そんな会話にカウンターの中の若い店員くんが、
「まず、愛宕山に登ったらどうですか?」と入ってきました。
彼は山登りが好きなんだそうです。
特に愛宕山が。
比叡山派のわたしは、
「比叡山にも登っといた方がいいと思うな。」
すると、彼女は、
「まず、どんなものを揃えたらいいですか?買いに行きます。」
と、メモをします。
「いや、比良山の方へ行って、ちょっと危ない岩場も登っといた方がいいかも?」
と、山の話になり、
すみっこで3人で大いに盛り上がってしまいました。
盛り上がってる間に、
お偉い方々のお顔もよくわかなないまま、
会はお開きとなってしまいました。 
003
全部美味しかったよ。


翌朝、彼女からメールが来ました。
「今、スポーツジムに申し込んで来ました。
スイミングで体力つけます。
山登りデビューに向けてがんばります
と元気なメールです。

スイミングもいいけど、足も使ってほしいな。

何と言っても若いから、一年トレーニングしたら、
追い越されてしまうね。

仲間が増えるのはうれしいことです。