皆さんは「光毒性」についてご存知でしょうか?
光毒性は、美肌のために良いと思って行っていたことによって引き起こる可能性があり、美肌どころかシミなどの肌トラブルを招いてしまう恐れがあります。
そこで今回は、光毒性について詳しくご紹介していきましょう。
■光毒性とは?
近年、美容液にアロマオイルの精油を混ぜてスキンケアに役立てている方が増えています。
精油は肌への刺激も少なく、中には美肌効果が期待できるものもあるため、活用する方が増えている理由も納得できます。
ただ、スキンケア用品に精油を混ぜて使用する場合、「光毒性」に注意しなくてはなりません。
光毒性とは、一部の精油を肌に付けた状態で紫外線を浴びると、肌にダメージを与えてしまう作用を言います。
これは、光毒性が肌に付くことで紫外線に対してとても敏感になってしまうことで肌トラブルを招きます。
日焼けやシミになることはもちろん、場合によっては水泡ができたり、様々な皮膚の問題を引き起こしたりする可能性もあるので、十分注意しなくてはなりません。
■精油全てに光毒性はあるの?
光毒性というのは、精油の中でも一部だけにしか存在していません。
また、既に光毒性がある精油についても特定されているため、光毒性に気を付けながら使用する精油を選ぶことができます。
【光毒性を持つ精油】
・ベルガモット
・アンジェリカ・ルート
・グレープフルーツ
・レモン
上記4種類以外の精油には若干光毒性が含まれているものもありますが、使用しても全く問題ないレベルでしかないため、上記4種類に注意しておけば良いでしょう。
4種類の中でも特に光毒性が強いのは、ベルガモットです。
ただし、ベルガモットは現在マッサージなどにも用いられており、不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
マッサージ店などで使用されているベルガモットは、ほとんどが光毒性を持つ「フクロマリン」という成分を取り除いた精油、ベルガモットFCFを使っています。
ベルガモットを肌に使いたいという方は、ベルガモットFCFを使うようにしましょう。
また、光毒性は柑橘系の精油に含まれていると言われますが、実は同じ柑橘系でもオレンジスイートやマンダリンには光毒性がありません。
ただし、オレンジビターは光毒性やその他の毒性も持っているため、オレンジスイートと間違えないように注意しましょう。
圧搾法で抽出されたライムの精油にも光毒性がありますが、水蒸気蒸留法で抽出されたものなら光毒性は持ちません。
ライムを使用する際には、どんな抽出方法を採用しているのか確認した方が安全です。
他にも、柑橘系の香りとしてレモングラスやシトロネラ、メリッサなどがありますが、これらはあくまでも柑橘系の香りがするというだけで、実際は柑橘系に分類されず光毒性も持ちません。
光毒性を気にせず、柑橘系の香りを取り入れたいなら、レモングラスやシトロネラ、メリッサなどを活用してみましょう。
■精油を使いながら光毒性のリスクを避けるには?
光毒性のリスクは不安であるものの、それでも精油を使ったスキンケアは、美容効果に加えて香りのリラックス効果ももたらしてくれるため、利用したいと思う方も多いでしょう。
上記でご紹介した4種類の精油を使わない以外にも、光毒性のリスクを避けながら精油を使ったスキンケアは行えるのでしょうか?
最後に、精油を使いながら光毒性のリスクを避ける方法についてご紹介しましょう。
・紫外線に当たらない光毒性のリスクが発生するのは、紫外線に当たった時です。
つまり、肌に付けた時点でトラブルが発生するわけではありません。
紫外線に当たらなければ光毒性を持つ精油を使っても問題ないため、基本的には朝のスキンケアではなく、夜のスキンケアに活用すると良いでしょう。
基本的に精油を付けてから5~6時間は紫外線に当たらないようにしておけば問題ありません。
・もしも外出しなくてはいけなくなったら?精油を使ったスキンケアをした後に、どうしても外出しなくていけなくなったら、徹底的に紫外線対策を施しましょう。
帽子を被ったり、肌を露出させないなどの工夫が必要です。
また、目からも紫外線は入ってくるのでサングラスの着用も忘れないようにしましょう。
・精油だけでなく野菜にも光毒性がある!精油だけを気にしていても、実は光毒性が含まれる野菜もあるため、朝ご飯にその食材が含まれていればシミを増やしてしまう可能性があります。
例えば、キュウリにはソラレンという光毒性を持つ成分が含まれているため、朝ご飯でたくさんキュウリを食べたり、キュウリパックを朝行ったりするのは止めましょう。
また、レモンやグレープフルーツは精油だけでなく食べても光毒性が作用してしまいます。
レモンやグレープフルーツを食べたい場合は、夕方以降がおすすめです。
今回は精油などが持つ光毒性についてご紹介してきました。
美容のためにやっていたことが、肌にダメージを与えていたとなるとショックを受けてしまう方も多いでしょう。
しかし、正しい使い方や使う時間帯を守れば光毒性の影響を防ぐことができます。
今回ご紹介したリスクを避ける方法を参考にしつつ、精油を上手く活用していきましょう。
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