手渡した遺品 | 空を見上げて・・3

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外が明るくなってきた晴れ晴れ~の神戸です。

阪神淡路大震災の揺れで飛び出たのかはてなマーク

誰が掘り出してくれたのかはてなマーク

 

病院退院後に私自身が掘り出したのかはてなマーク

当時の事でむっ記憶に残ってないことも多い私・・・・・

思い出そうとしてもむっ思い出せないことも多い私・・・・・

 

そんな品々の中には、

長女&次女が使っていた物・着ていた服もある・・・・・
 

使えない物・着れない物は、

義父母や実父母、あるいは一時避難した主人の実家で、

私自身が処分したのかはてなマークそれも記憶に残ってないむっ
 

次女が使えるものは使っていたし、

長女の物は、衣装ケースに入れて保管していたが、

数年前から、長女の物を手放すように努力している・・・・・
手放す努力は難しい・・・・・

見ているとむっやっぱりまだ手元にと思い、

衣装ケースに戻すこともあったが、
覚悟が決まった物から手放してきた・・・・・

その中に、長女のマフラーがあった、

次女と色違いで私が編んだマフラーだ・・・・・
次女自身、長年使っていたことが記憶にあり、
私の手元にはないから、

きっと次女が使い続けて処分したのかもはてなマーク

それはビックリマークそれで良しとしてビックリマーク

 

長女のマフラーは、

衣装ケースの中に入れたまま、30年を迎えようとしていたが、

どうしようかむっ悩んだすえに決心ビックリマーク


昨日・・主人に・・・

「遺品やけど・・・クリスマスと誕生日のプレゼント」

「使ってやって」と言って手渡した。

手放すこともできなかった・・・・・
私自身で使えなかった・・・・・
次女にも渡せなかった・・・・・

それを主人に・・・・・

 

主人は、

阪神淡路大震災が起こった前夜に、

長女の顔を見たのが最後・・・・・

 

きっとビックリマークこの日を長女が待ち望んでいたのかもしれない、

来年・・・主人は・・・赤い物を送られる歳を迎える・・・・・

 

これからの寒い日・・・・・

主人の首に巻かれ、亡き長女に守られる・・・・・