雨が上がって
曇り、そして
晴れ~の神戸です。
午前10時に神戸空港に向かって
行った主人・・・・・
私は歩きに行こうか
美術館に行こうか
10月6日(金)の神戸の地方紙の朝刊記事
を思い出した。
私の住む中学校区内の地域に洋館が建っています。
大正時代に建設され、当初は13棟あったらしいですが、
阪神淡路大震災にも耐え、5~6棟残っていたのですが、
家主の高齢化や管理・維持も大変なようで、
残り2棟だけとなり、その2棟は「国登録有形文化財」や
市の景観形成重要建築物(現・指定景観資源)に、
その1棟の家主がお亡くなりになり、
ご子息も家を離れておられるので、
有形文化財登録抹消の手続きをされ、
明日10日から解体が始まる記事を思い出したので、
コースを変えて見納めに行ってきました。
洋館の前に行くと解体は明日からなのに、
窓・ドアなどの取り外し作業をしているではありませんか
周囲には大きな重機もないし・・・・・
作業されている方に、
「作業の邪魔をしないので、内部を見せてもらえませんか」
とお願いしたら、
1つ返事でがでたので
見せてもらいました。
入らせて頂いたら、記事写真に載っておられた、
ご子息もおられてので、ご挨拶・お礼を述べ、お話を伺い、
窓・窓ガラス・ドアなどは、
もう手に入らない貴重な物もあるので、
保存や洋館の修繕に再利用するために取り外しているとのこと、
暖炉のあるリビング、リビングからは庭は見渡せるし、
リビングからお庭に出れるしテラスもあるし、
庭は、建物がもう一棟建てられるぐらい広い、
階段下の倉庫を覗けは「ハリー・ポッター」が浮かび・・・
2階に上がらせて頂くと和室だし・・・
押し入れの一部は、着物箪笥になってるし・・・
床の間もあるし・・・
屋根裏にも上がらせて頂いたら、
「借りぐらしのアリエッティ」が浮かび・・・
歴史ある洋館住宅が残り1棟だけとなる。
13棟あった洋館の住人には、ロシア革命で亡命してきた、
音楽家・ルーチンやメッテルがいたそうで、
貴志康一・大澤壽人ら若い日本人音楽家との交流が生まれ、
「関西洋楽のふるさと」と称されたらとのことです。
肌寒かったの1枚多く着ていったら暑かった~
空も綺麗でした