カルガリーから帰国する日、外は一面の雪...

これはホテルを出た朝6時の外の光景...



まるで真夜中に夜逃げをするかのような気分にさせられるこの暗さ...

日本でも冬の朝は遅いけど...朝6時でこの暗さはないですよねぇ~


東京でこんな光景を見たら、「あっ~今日は飛ばないな...」と思ってしまいますが、不思議とカルガリーだとそんな事を思う事もなく...運行か運休かを調べる事もなく空港に向かいました。


案の定、空港のカウンターに行っても「遅れ」の案内ひとつなく、通常のようにチェックイン!

さすが寒い所だけあって、やっぱりちゃんと飛ぶのね...と妙に納得!


しかし...いざ空港に行ってみると空港がまるでゲレンデのように、真っ白!


こんな状態でちゃんと飛んじゃうなんて凄いなぁ~

すぐに運休になってしまう日本何が違うのかなぁ...と考えていると...


巨大な除雪車がやって来て一気に雪を吸い込んで行きました!


さらにクレーン車みたいなの乗った人が飛行機の翼に勢いよく何かを吹きかけはじめます!!!


何を振りかけているのかなぁ~と私が真剣に見ているのをで隣のカナダ人が説明してくれました。

どうやら夜のうちに翼についていた水分が凍ってしまったのを溶かす、解凍液との事...

なるほど...なるほど...

しばらくそのちょっとオレンジ色っぽい液体を掛けていたかと思うと、なんと次はグリーンの液が登場!!!



私は子供のように「ねぇねぇ~今度はグリーンの液を振りかけているよぉ~」と隣のカナダ人に云ったら...

「あれは不凍液。これから上空に向かう時に凍らないように掛けるんだよ!」

なるほど...


こんなま緑になった翼は凍らないためだったのね...


色々な工夫があればちゃんと雪でも飛べるものだったんですねぇ~


今回のカルガリーははじめて体験や学びの旅でした!