25年来の親友からクール宅急便が届きました。
お歳暮でも、お中元の時期でもないし… お誕生日もとうに過ぎたし…なんだろう？？？と思って箱を開けると...
タッパが二つ…
入っていたのは阪神地区で春の訪れの象徴と云われる『いかなごの「釘煮」』（右側）
このいかなごの「釘煮」は関西でも阪神地区、東播磨、淡路地区以外では余り食されていないらしいというとても地域色が強いものなのだそう。
2月の下旬に瀬戸内海で解禁になる「いかなご漁」は瀬戸内海の春の風物詩で、阪神、播磨、淡路地区では3月にスパーに並ぶ頃にはどこの家庭でも釘煮を作る習慣があるのだそうです。
そして自分たちで食べるだけでなく沢山炊いた「釘煮」を全国の友人などに送るのもひとつの習慣らしく、スパーのいかなご「釘煮」コーナーではタッパも一緒に並べられいるのだそうです。
（上記の写真は友達が送ってくれました）
どんだけ人に送るのか…を象徴するかのように、この時期のそのエリアでは「いかなご便」と云う特別仕様の箱がヤマト運輸、佐川急便などの宅急便で特別に用意されるのだそうです。
そんな訳で私の所に届いたヤマト運輸の箱も...↓
特別仕様の「いかなご宅急便」でした‼!!!
ちなみになぜ「釘煮」と云うのかというと、炊きあがったいかなごは茶色く曲がっている様が「錆びた釘」のようだと云う事で命名されのだそうです。
何回も行っている関西神戸地区ですがそんな春の習慣があったなんて全然知りませんでした‼!!!
こんな春のお裾分けをわざわざ私にも…と送ってくれた友達の気持ちが嬉しくって嬉しくって...
お礼の電話を掛けたら… Girl's TalkならぬおばちゃんTalk炸裂で、昨夜は3時間の長電話になってしまいました‼
この春の訪れの象徴の「釘煮」と一緒に送ってくれたのは「セロリ、キュウリ、みょうがの白だしびたし」
彼女が以前作ってくれた時に美味しい美味しいと私がパクパク食べていたのを覚えていて一緒に送ってくれました。
こう云う優しさって本当にグッとくるものがあります。
彼女は私の「ミセス日本グランプリ」本大会の時も応援に駆け付けてくれて50歳代グランプリに私の名前が呼ばれた瞬間に号泣してくれた友達です。
私の好きな食べ物を覚えていてくれたり、晴れ舞台の時にいてくれたり…
今は東京と神戸と遠く離れていてもこんな素敵な友人がいる事が私の何よりもの宝物だと思える今日この頃です。
「春の訪れを告げる食べもの」の話しから、気が付いたら友人自慢になってしまった本日のBlogでした。
長々お付き合い頂きありがとうございました。
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