こんにちは♡


今回は久々の一人旅ブログ最終回?です😊

もっと旬な内に書き上げたかったのですが、毎日があっという間にすぎてゆく…魂が抜ける





旅行中の朝食は、ハルニレテラスのサワムラで頂きました。


クロック・マダム♡


控えめな照明の室内から見えるのは、大きな窓いっぱいに広がる新緑のみどり。

BGMは大好きなジャズ。

キッチンから聞こえてくる食器の音。

家族連れの会話。


そんな音に無心で耳を傾けている時間も心地よくて。




そして、私は自分がある人のことを考えていることに気づきました。


それは30代の頃の勤め先で、一時期同じチームで働いていた同い年のAさん。

比較的すぐに異動していったので、彼女と一緒に働いたのは正味1年くらいでしょうか。

少し個性的な性格な人で、例えば共有端末のパスワードに “korosu”と設定していたりして😅

こ、こここれは一体どういうことなのかと恐る恐る尋ねたところ、
「キテレツ大百科のコロスケが好きだから!」
と言われて倒れそうになった記憶があります🤣🤣🤣

(そこで切っちゃダメでしょ!って話です。
きっと6文字マックスだったのでしょうが🤣)

そんな、ある意味周りの空気を読まないタイプのキャラクターで、私含めて女性陣とさほど親しくしている様子ではありませんでしたが、それも気にもかけないような人でした。

イギリスのブランドが好きで、ジョン・スメドレーやアニヤ・ハインドマーチを愛用していたのを覚えています。

私はその後転職し、一度も会うことはありませんでしたが、去年共通の知人に会った時、「Yさんの近況知ってる?連絡しようとしたんだけど、連絡がつかなくて」と聞かれましたが、もちろん知る由もありません。


それから半年ほどたった頃でしょうか。
彼女の話をした事もすっかり忘れていたある日、上記知人とは別の元同僚と道でばったりでくわしました。
そしてお互いの近況や知り合いの話をした中で、Yさんが少し前に亡くなったと聞かされたのです。

どうやらうつ病を発症して休職したあと退職し、自ら命を絶った、と。

大きなショックを受けたものの、個人的な付き合いはほとんどなかったので、それ以上はアクションも取りようがなくて。


でも、それ以降ふとした時に彼女のことに思いを馳せるのです。


何が彼女をそこまで追い詰めたのか?
何とかして救う手立てはなかったのか?


友達でも何でもなかった私にできることはなかったでしょうが、それでも鈍い痛みが残ります。
   



…それにしても。
生きていれば嫌な事、目を背けたくなる事が沢山あります。

世界情勢が不安定なことに加えて、今の日本はとかく世相が暗い。
経済もダメ、政治もダメ、教育もダメ、文化すら落ちぶれつつある、と…

でも、それでも私たちは今を生きている。

今、子供の頃からよく来た軽井沢にいて、私の中の私は当時の小学生の頃から何ら変わっていないけれど、父は既に逝き、母は年老い、自分も良い歳になっていて、つくづく人の一生などあっという間だと思います。

限りある時間の中で、不条理なことだらけだとしても。


それでも、瞬間の煌めきに目を凝らして、人や世界の美しい側面を見逃さないようにしたい。そう思わずにはいられません。




さて、店内に視線を戻すと、家族連れの子供たち。

子供が無条件に放つ輝きやエネルギーを感じながら、これからも、この子達が生きるに値すると信じられる世界でありますように、と心の中でそっと祈りました。




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そんなこんなに思いを馳せた軽井沢旅行。

お留守番してくれた夫へのお土産を買いに、一瞬プリンス・ショッピング・センターへ寄りましたが、それ以外は特に買い物はせず、かわりに行ったのは軽井沢発地市場🎶


採れたて野菜をゲット〜💕

レタスひと玉70円成💰



手首くらいの太さのある立派なズッキーニ✨



シンプルにオリーブオイルであえてベーコンと合わせてオーブンで焼き、ハニーマスタードソースで頂きました😋



最後に、今回はやや感傷的な文面になってしまったので、お口直しに、暑い季節の風物詩、猫の開きをお披露目して終わりにしたいと思います♡




スーパーマン、ならぬスーパーニャン


最後までお付き合いいただきありがとうございました😊