《私のウェディングの話、誰が興味あんねん!シリーズ パート3》
今回は三つ巻き(ドレスの丈カット)編
さて、ウェディングドレスは買いました。
丈やお直しについては、提携の店舗が全国に数箇所あるらしく、お直しはもちろん、コーディネートの有料相談なんかもあるみたいでした。
ま、そこは節約と勉強と実験?!を兼ねて自分で挑戦。三つ巻き、あんまりやったことないけど。笑
目指す丈は、床上2〜3cm。
歩くと靴が見えます。手で持ち上げなくてもスタスタ歩ける長さです。
個人的な感想ですが、裾がタイトなドレスなら2cmでも良さそうですが、フレア分量が多いドレスは3cmくらいの方が安全かなと。
私は床上3cmにして、不安なく歩けて、問題なく踊れました。(ジャンルによるけど)
で、ドレスは元々3mm幅の三つ巻き始末。
表のスカートと裏地のスカートの計2段。
裏地のカシャカシャして固めの生地は良いとして、問題は表のとろんとろんの生地。
100%縫ってる間に伸びる気がする…
社交ダンスのドレスの裾は、ロックミシンでダダーっと、巻きロックやメローで仕上げるんですが、ウェディングドレスはそういうわけにはいかない。
自分のドレスだから最悪の場合は巻きロックで仕上げても問題ない。どーせ裾なんて誰も見てないし。笑
と、言うわけでみんなが大嫌いな三つ巻き処理
(内側に2回折ることで、裏も表も美しいってやつ)にトライです!
(ウェディングドレスで練習するなw)
まずはこちら。
【家庭用ミシン 三つ巻き押さえ】
「失敗しないためのコツ」系の記事や動画が多数ネット上に散乱しています
=失敗して当然の代物。
こんな使いにくいもんを堂々と「誰でも使える家庭用」みたいな顔して売るなって心底思った。笑
動画を見まくり、チャレンジするも、この押さえに柔らかい生地を巻き込む事自体が困難で、縫い始めることすら難しかった。
どこが家庭用やねん。
…諦めました。
だって、練習してる時間も生地も無いんだ。
ぶっつけ本番だから。笑
そして、第二弾!
【工業用三つ巻きラッパ】
ラッパ!!初耳ィー!!
この動画見つけた時、一筋の希望の光が見えたよね。
スピード重視の工業用。
それこそ誰にでも効率よく作業できるように設計されてるでしょ!
見て!この渦の大きさの違い!!
ってことで試したんですが、
動画と金具の形が違った為、うまく使えませんでした。
片押さえとかも試してみましたが、どうしても巻く部分と押さえの距離を近づけることができず、巻きが外れてしまいました。
ラッパを家庭用で使う時は、
この突起がないものを選んだ方が良いでしょう。
で、結局私が選んだ方法は、、
一度ロックミシンをかけて、それ芯にして巻くやつ。
デメリットとしては、
・2回縫わないとダメ
・仕上がりが多少分厚くなることで、縫い代がめくれやすくなるかも?
まぁ、でも許容範囲じゃないでしょうか?
それでもやっぱりきれいに仕上げるの難しくて、縫いながら、あぁ〜お金出してに頼めば良かったと何度思ったことか。笑
四苦八苦しながら、騙し騙しなんとか仕上げることができしました。
表の蹴回しはだいたい7mあったと思います。
よく頑張りました。
…因みに!!!後から知ったんですが…
ここからが一番大事な情報。
西村ミシン商会のインスタで、裏技が紹介されていたのを発見。
一時硬化スプレーを使う方法。
最初に巻き込む数センチにスプレーをかけるだけ。
今回、あえてストレッチサテンで、しかもバイアスの所で試してみたんですが…
え?2回目で綺麗に縫えたんだが!!
硬化スプレー持ってたし、もっと早く知りたかったーー。涙
そして、初めて硬化スプレーが役に立った。笑
これから三つ巻きする予定の方!
一時硬化スプレーも一緒に買ってくださーい!!
おすすめすぎます!!
(珍しく洋裁ブログっぽくなりましたね。笑)
さ、次はオーバースカート編です!!