昨日の記事の続きになります。↓




朝6時半。いそいそとお出かけの準備を始める私と夫。


いつ切り出そうかなぁ、改まって話すとなると、ドキドキしてしまう。

なぜなら、言い方を間違えたら大喧嘩に発展する恐れアリなので。


準備もあらかた終わって、そろそろ娘を起こそうか、と言う夫に、話すなら今しかない、と。



『ちょっとね、私の思いを聞いてほしい』と言って夫を洗面所に呼び込み、話し始めました。


真っ先に、寝る前にスマホで動画を見せていた件について切り出すと、

『それは、ごめん!いつもは見せへんねんけど、昨夜はつい。もうしないから。』


以外にも、あっさりと認めてくれました。

あぁ、とりあえず1つ目は喧嘩に発展せずに済んだ。


さて、せっかく勇気を出して話し始めたのだから、もう1つの懸案事項についても戦っ話し合っときましょうか。


私は、娘がポケモンにのめり込んでいる事を、どうしても受け入れられないこと。

あえてアイパッドでアニメを毎晩観せなくてもいいのではないかと思っている事。


恐竜のアニメを見て好きになったら、じゃあ博物館に行ってみよう、深海生物が好きになったら、じゃあ水族館に行ってみよう、という風に、その先には本当の学びがあるのと違い、ポケモンにいくら詳しくなったって、どんなに種類を覚えたって、その先には何も無い。と、思う。少なくとも、私の価値観の中で「価値あるもの」と思える何かが、ない。


ポケモンが好きなら動画を見せて何が悪いのか、俺には分からない、という夫。


プリキュアは?パウパトは?どちらも許していてなんでポケモンはアカン?と。


確かに、そう言われると説明が難しい。論破できない。


お前は、本当の学び、と言うけど、そればかりでは息が詰まるんちゃうかと心配だから、ポケモンくらいいいやん。


息の詰まるような教育漬けにしているわけじゃない。これまでだって、テレビで恐竜のアニメを観たことがきっかけで夢中になって、そこから恐竜図鑑を何冊も買ったり絵本を何冊も買ったり読んだりして、本人はいきいき楽しくしていた、そこに、親の私が価値を見出したのであって、嫌がる娘に無理やり恐竜の勉強を強制してた訳じゃない。


まだ4歳の子供。

好きなものを自分で選ぶ権利は当然ある。

でもそのテーブルに、何を乗せるか、は、まだ親が選択しなければいけない年齢だと思う。


ポケモン、そりゃあ子供は夢中になりますよ。これまでのなにより、刺激的で、世界中の子供も大人もハマっているんですから。

でもそれを、4歳の子どものテーブルにあえて乗せて、『好きなものを選べ』とするのは、違うと思う。


だいたいこのようなことを、朝の洗面所で延々話しました。


幸い、危惧していたような大喧嘩にならず、少し声の大きい話し合い・・・程度に抑えたつもり。



・・・ガチャ


気づくと私たちの声で起きてしまった娘が、洗面所に様子を見に来てしまいました。


『もう・・・なんなん?』

迷惑そうに振る舞ってはいるけど、親拝しているのがわかりました。


『おはよー!ごめんごめん、うるさかった?』

夫も私も、いつもの感じにピッと切り替えます、これ以上心配させないように。


最後はバタバタと終了した話し合いでしたが、とりあえずは私のポケモンを観せることに対する想いは、夫には伝えきることができ、夫も、納得はしていないけど理解は示してくれた・・・ように思います。



ひとまず、お出かけ日の朝に大喧嘩にならなくて、ホッとしました。



子供に喧嘩している姿は見せてはいけない、と言いますが、私はたまーに、我慢ができなくて大爆発を起こすことがあるのです。


昨日の夜の時点では、あわや明日は大爆発か・・と危惧していましたが、一晩寝たことで少し冷静になれたのと、すこーしずつですが夫に大爆発させない言い方が、できるようになってきたのもあります。



この後は無事に、家族で楽しくお出かけできたので、良かったです。