book わけのわかる算数のはなし | e-julian let-it-be

e-julian let-it-be

日々、徒然なるままあるがまま。




これを本として紹介するのはどうかと思う。
でも、とてもいい本なのだ。

上の子が小学校の低学年だったころ、
学校で教える算数にギモンを抱いていた私は、
図書館でこの本を見つけ買い求めた。

例えば「図形」。

「黒板に、大きな数字を書いてください」といわれたら、
みなさんはどうしますか?

という文章で始まる。

子どもは、大きな形の数字を書くのかな?
それとも、数の大きい数字を書くのかな?
と考える。

そうやって自分で考えて、
細切れの単元ごとではなく
算数を全体的にとらえながら学んでいけるのだ。

学校で教えてくれる算数が苦手でなかった上の子は
この本はまわりくどいといって使わなかった。

しかし、「倍って2倍のこと?」と確か最近聞かれて
あぜんとした小6の下の子にはとてもあっているらしい。

ふつうの問題集は数分であくびが出るのに、
これはおもしろいといってずーっとやっている。

もちろん教科書にそってるわけではないので、
直接成績アップ!なんかにはつながらないとは思うけど、
でも、本当の勉強ってこんな感じかな。

このスグレ本、誰かに使って欲しい。


単位と比 (わけのわかる算数のはなし)/芹沢 正三
¥1,260
Amazon.co.jp

図形 (上) (わけのわかる算数のはなし)/小和田 正
¥1,260
Amazon.co.jp

分数と小数 (わけのわかる算数のはなし)/小和田 正
¥1,260
Amazon.co.jp