１６年来の友人と初日の出を見にいこうと盛り上がり、
海の公園に出かけました。
手も足も凍るように冷たくなったとき
海松藍色の空から輝くばかりの朝日がさしました。
「善意と悪意、潔癖と汚濁、勇気と臆病、貞節と不貞、
その他もろもろの相反するものの総合が人間の実体なんだ、
世の中はそういう人間の離合相克によって動いてゆくのだし、
眼の前にある状態だけで、善悪の判断はできない。」
年越しで読んだ山本周五郎の世界、
そして私たちをとりまく陰陽の真実を、
2011年の幕開けに身をもって体験してしまいました。
それにしても顔を出したばかりの太陽の
あったかいこと！力強いこと！
今年もきっといいことがあるよ。
三日月、見える？