この本は向こうからやってきた。
『言葉でたたかう技術』の加藤恭子先生が紹介してくださった3日後に
父から送られてきた。
父は超読書家で、ミステリーからノンフィクション、経済や教育関係にいたるまで
興味をもった分野の本を片っ端から読んでは、私に送ってくる。
私は面白い本だけをつまんで読んでいるんだけど、
偶然にもこの本は父のお眼鏡にもかなっていたようだ。
会話調の文体が気にならなくもないが、内容はよい。
歴史の勉強にもなる。
日本にもこんな器の大きい人がいたかと思うと
生きる希望にもなる。
進まなくなったら136ページからの「器量を大きくする五つの道」
を読んでみる。
よっしゃ、がんばろーっと思うのは私だけかな。
日本のちっちぇー男どもに送りたい一冊。
- 人間の器量 (新潮新書)/福田 和也
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