大勢の兵士が傷つき戦う事に疲れ果てただろうソルジャーに向かって行く。
まるで象に向かっけて行く蟻のようだ。
舞い踊る様な乱舞を繰り返していた彼は、とうとう力尽きようとしていたその時、一筋の光の矢が目の前をよぎり辺り一面を眩しく照らしだした。
誰もが戦う手を止めて、その光の方向を見つめていた。もちろん、その中でも中心(標的)になっていたザックスも、その光の塊の降り立った場所を凝視していた。
そしてその光が段々と人の形を成して来た時に、彼は驚きのあまり目を見開いて立ちすくんだのだった。
「お前は…!」
「独りで戦わせてごめん。」
そう言って、光の中から現れた少年は敵陣に向かっていった。
彼が驚いたのは光の中から人間が現れたからではない。
現れたその人が、今の今まで己の命をかけて守ってきた人物だからだった。
「まさか…そんな、だって!神羅は精神攻撃までしてくるのかっ!」
更にいくつかの光の光線が側に辿り着いた。
「ちょっとー、ユフィちゃんを置いて行くなんて、いけないんだぞっと!」
「おいおい、それ俺の!パクんなよっと、お嬢さん。」
「クッソォー!お嬢さんって呼ぶな!シュッシュッ!」
「ユフィ、少しうるさいわよ。」
「ちょっと、ヴィンちゃんも何とか言いなさいよ!あっ、どこかの誰かさんみたいに"なんとか"なんていったら許さないからねっ!」
「嫌だぁ、そんなベタな返しをした人がいるの?」
「悪かったな…」
「「「!!」」」
「ま、まぁね、クラウドならね?」
「お、おう。ところでここはどこなんだよ?」
「ここは…」
「「「ここは?」」」
「ミッドガルを望む丘。それもどうやら過去ーーらしい。」
「過去?」
クラウドは大きく頷いた。
「それも最悪のタイミングみたいた。」
「おいっ!」
突然現れて、先程から緊張感も全くなく漫才のノリツッコミをしまくってる連中に苛立ちを感じ、つい声を荒げてしまった。
「お前達は一体誰だよ!」
To be continued
2013/3/15