「好き」を仕事にしてはいけないとか、「適性」なんてものを当てにしてはいけないとか、いろんなことが言われている。
どの主張もなかなか説得力があるものだったりする。
だから、私がたまたまそうだったという話になるが、私は今の仕事が自分の特性にぴったり当てはまっている。
私はものすごくお喋りで、お客様と話をしたり、働くスタッフとコミュニケーションをとることが大好きである。
そして、負けず嫌いな性格ゆえ、順位や成績が出るほうがモチベーションにつながる。なので営業という仕事に向いている。
逆を考えれば、静かに黙って仕事をする環境は耐えられず、そうした職場であれば、発狂するかもしれない。
数字が関係ない公的な仕事なども、仕事に張りを感じられず、続かないだろう。
「思う存分に話してください」「思う存分に競ってください」というフィールドは、自分が好きなことをアクセル全開で楽しめる環境である。
それをお金をもらってできるとは、満足この上ない。
ただ、最初から営業という仕事がはまるとわかっていた訳では無い。20代の当時は、仕事を選べる状況ではなかった。
だから、たまたま向いていただけ。もしくは、潜在的に眠っていたスキルが仕事によって開花したのかもしれない。
これを私個人の話で終始せずに一般化するならば、20代30代は何が自分に向くかどうか見極めの時間に費やし、40近くになって、自分というものが見えてきたときに、本当に合う職業へと転職などを考えるのが良いかもしれない。
若いうちから才能が爆発している場合は別として、適性は20代では経験が浅すぎて見極めは通常難しい。
働く年数が増えていることを逆手にとり、自分の適性を知るのに、ゆっくり時間をかけたらいい。


