結果を出すことを求められ、チームの責任を負わされ、リーダーであることに耐えられなくなることがある。
特に中間管理職の悲哀は計り知れないが、そんなときに気づいてほしい。
会社という組織の中では、自分はリーダーではないと。
ジェンダーバイアスを無視した古典的な事例で申し訳ないが、わかりやすいので、あえて昔の夫婦関係で説明する。
リーダーは、チームの中では夫や父親という立ち位置である。ただ、中間管理職の場合、より上位の上司もいる訳である。
リーダーであることが辛くなったときは、上司と自分の関係に目を向けてほしい。
つまりは、上司が夫で、自分は妻なのである。
子どもの不出来(チームの不調)を上司に詰められた場合、ケンカにならないよう、妻役の自分は、「私の躾がなってなくてごめんなさい」と振る舞っておけばいい。
心の中では、「その不出来は、半分あなたの血が入ってるからですよ(チームの不調は、上司であるあなたにも半分責任がありますよ)」と思っておけばいい。
口に出すと逆鱗に触れるので、心の中でお願いします。笑
そうすれば、気持ちは少し楽になるはずである。
ミクロで見たときに自分はリーダーであっても、マクロで考えれば、中間管理職はもとより、たとえ経営者であってもリーダーではない。
どうあがいても結果を出せないときのリーダーは、夫の前で健気な妻を演じればいい。
愛嬌ある妻役を手玉に取り、「私が言っても聞かないから、あなたから言ってもらえないかしら?(上司にも直接チームに関わってもらう機会を作る)」と、甘えてみる。
それで結果が出れば「さすがあなたね(上司のおかげです)」と褒めたたえる。そして次は、上司の手法を自分が真似るようにする。
上司が関わっても変化がない場合は、誰がやってもダメということになる。その事実を上司が受け止め、次の判断をすれば良い。ボールは、上司のもとにある。
辛くなったときこそ、心を軽く、要領よく動く。でないと、中間管理職なんてやってられない。
