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TOMOE's work theory 〜働きながら幸せになるtips〜

ビジョンと情熱を大切に働いています。仕事や生活におけるヒントや人生の楽しみ方を案内します!

最近、父親の存在が良いブレーキになっていると感じる。



自分が社会に出るようになって気づいたが、私の父親は出世できるタイプの人である。



上に迎合することができ、感情を伴わずに身近な人を切り捨てることができる。



外面は良いので、周りの人にはとても当たりの柔らかい人に見える。



ただ身内の家族からすると、非常に冷たい人であった。



私の母と別れ、父は他の人と再婚しているが、全くブレることなく、前の家族との関係を断っている。



仕事であれば感情に流されない姿勢は称賛される。



ただ、プライベートでそれをするのは、私の生き方とは異なる。



私は父の血を引いてるため、ドライに計算することは私も割とできる。



何ならば感情的な母よりも、アスペルガーの性質が強い私は、父と話す方が話はしやすいはずである。



ただ、そんな父に見放され傷ついた母や兄を私は見てきた。(この2人は要領が悪く、父との相性は最悪であった)



仕事はできるし、出世もできる人だと、その点では私も父のことを評価している。



けれども私は父とは違う生き方にこだわっている。



アスペルガー気質を利用して仕事に打ち込むことはするが、身近な人こそ大事にしたいと考えている。



ドライにものごとを計算してしまう時や、感情論の母とのコミュニケーションで頭を抱えた時に、冷静すぎる考えが頭をよぎる。



ただ、「それでは父親と似たような生き方をしてしまう」と気づく。



私が少しでも人間らしく生きられるブレーキは、父という存在がいるからである。





仕事であれば退職、夫婦関係であれば離婚と、人生には現状から離れる決断をすることがある。



私自身もそうした決断をした人間ではあるが、周りの人を見たときに、タイミングを見極めて次に繋げられる人と、タイミングを見誤っているがゆえに状況が悪化する人がいると気づく。



以前所属していた会社(業界トップの大企業)が傾いたとき、優秀な人からさっさっと抜けていった。



その中にずば抜けてデキる女性がおり、私は当然その人はヘッドハンティングをされたんだと思っていた。



ある時、その人がプレジデントウーマンの記事に取り上げられ、当時の様子を私は知ることになった。



前社で総編集長や開発責任者を経験してきたバリキャリの彼女が、一般社員としてベンチャーの世界に飛び込んだという内容だった。



一般社員からのスタートであれ、優秀な彼女であるから入社翌年には部長、その後も本部長まで昇進している。現在は執行役員でもある。



彼女としては、大手企業という肩書に未練はなく、「まだ残りの社会人生活で自分は勝負ができる(勝負したい)」という決断だったのだろう。



優秀な人は行動が潔い。



私も後に同じ会社を退職したが、責任感が強く、誰よりも熱意を持って事業部を支えてきた彼女が辞めると判断したことに、いささか影響を受けた。



彼女が転職したタイミングは43歳の時であった。子供の年齢、今までのキャリア、前職の経営状況、新しい挑戦というリスクと総合考慮の末、ベストなタイミングでの判断であった。



逆に、人生ではタイミングを見極めずに行動すると、相手にケンカを売るだけ売ることになり、損をする。



夫婦関係であれば、子供ができる前に見切りをつけるとか(もしくは子供の成長のタイミングに合わせるか)、転職であれば自分の市場価値をわかっていないと下手を打つことになる。



タイミングの見極め方で、人生の展開が大きく変わる。




年始の営業ミーティングがあった。



昔ながらの社風のため、うちの会社では成績順に発表する。



つまり前半は優秀な人の話であり、後半は成果を出せない人の話となる。



前半は盗めるものはないかと真剣に聞き、後半は「なんでこの人はダメなんだろう?」という視点で話を聞くことになる。



結論を言えば、ダメな人こそ自分のやり方に固執する。



今のやり方で結果が出ていないにも関わらず、自分のやり方を手放せない。



自信がないから、新しいものを試す勇気が持てないというのが理由だろう。



ただ、今のやり方で結果が出ないなら、その方法ではないと気づく必要がある。



反対のやり方でやってみるとか、新しい手法を取り入れるとかして、当たったときに「これが成功に繋がる方法なんだ」と認めるしかない。



うまくいかないときは、一旦自分の持っているものを捨てるしかない。



やり方を変えられる柔軟性こそが、成功の秘訣である。



結果を出せないくせに、「自分のやり方でないとやりづらいんで」などと言い訳する人は、そこから抜け出すことは難しい。



手放す勇気が大事である。