“Unchained Melody by The Righteous Brothers”
『アンチェインド メロディ ザ ライチャウス ブラザース』
≪Cover Song カバーソング≫ ♯２
60`sオールディズで、ブルーアイド-ソウルと言うキャッチーなワードを冠した最初の男性デュオは、ザ ライチャウス ブラザースの様だ
1963年の結成以来、リズム＆ブルースをいかに黒ッポク歌い上げるかと二人は、低音域のビル・メドレー（少し眼光がするどい）と高音域のボビー・ハットフィールド（柔和な顔立ち）のダブル・ボイスでの絶妙なシャウトの掛け合いは素晴らしい
そしてデュオは、≪Wall of Sound≫の鬼才フィル・スペクターが経営するフィレス・レコードと契約している。65年に『アンチェインド メロディ』のオリジナルを以前から気に入って温めていたボビーはフィル・スペクターの「レコード化する際にはA面に『ハング オン ユー「吊るし上げるぞ！」（ブッ騒な曲！）』で『アンチェインド メロディ』はB面ならば作ることを許可する。」の一言に、言うことを聞かなくてはならなかった。ボビーは我慢してフィルに従ってレコーディングすることになった。そしてビル・メドレーは歌わずにボビーのソロとなった
オリジナルは1955年の映画で「アンチェインド」という刑務所を脱走して妻や家族の元へ戻ることを考える男の物語。その挿入歌でトッド・ダンカンが歌った。（日本未公開）それでウィキペディアによると500種類をこえるバージョンがレコーディングされ【20世紀で最も録音されたうちの一曲】と言われている。それほどまでの曲だが、日本ではボビー・ハットフィールドが、ソロで、ザ・ライチャウス・ブラザース名義しか知られていない５００種類もあっても‥‥!‼‼ ボビーの伸びのある高音の熱いファンキー・ボイスで名曲中の名曲 ‼‼‼ これはこれで日本ではオールディズの≪マジック ソング≫じゃないかな‼‼‼
