<高校生ケーススタディ>
高2女子> 文系でも数学が得意
<事例>
Cさんは2年生になって文系クラスに進んだ。
文理選択は早くて、1年生の6月には決めなくてはいけなかった。
その時はボンヤリと「私は理系タイプじゃないな」と文系を選んだ。
1年たってみて、驚いたことに数学の成績がかなり良い。
学年でも上位。
中学の時から好きだったのだが、高校でそれに拍車がかかったみたいだ。
他の科目では、国語が得意。
英語は苦戦。
理科や社会には興味がない。
将来の進路も考えてみた。
中学校の数学の先生。
私立大の教育学部、受験科目は数学・英語・国語の3つ。
それが希望。
他に理科や社会までやるのは負担が大きいという。
<分析>
文系でも数学が得意。
そう聞くと、つい「じゃあ、国公立大を目指しましょう」
そう言いたくなるのですが・・
でも、そういうタイプじゃないようですね。
言ってみれば、数学一点突破型。
満遍なくいろんな科目が出来るわけじゃない。
あれこれこなすより、これだという科目・数学に集中して結果を出していく。
そういうタイプなのですね。
それで良いと思いますよ。
それがCさんの長所であり、持ち味。
いくら数学が出来ても、優等生タイプじゃない。
他に興味があるのは国語くらい。
そういうこと、なんですね。
としたら、自分の長所を最大限に生かす。
徹底的に数学で勝負する。
「他は知らん」でOKです(笑)
・・・
話は変わりますが、部活は何かやられてますか?
こういうタイプの方、勉強以外のことで突き抜けるものを持っていることがよくあります。
それがCさんの人生を豊かなものにしてくれるから。
大事にしてね。
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