<塾長の話> 

 

中3生の2月:

 

塾の生徒向けに書いたものです。

他の皆さんにもお役に立つと思うので、載せてみますね。

 

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中3生の2月:

 

いよいよ2月。

3月5日の県立高校入試まで、あと1か月となりました。

 

この2月をどう過ごすか。

そのポイントを書いてみます。

 

 

 

1 過去問

 

2月にやるべき勉強。それは県立高校入試の過去問です。

少なくても3年分。苦手な科目は5年分。それくらいやってください。

 

皆さんが苦労する数学については、塾長の解説CDが塾にあります。

5年分。3番から7番まで。

ご活用くださいね。

 

さらに、英語については過去5年分のリスニングが、CDとして用意してあります。

まず、塾の教材をやる。次は、実際の過去問。

この順番で、英語のリスニングをやっていけばよいですよ。

 

2 倍率

 

最初に出願すると、それぞれの高校の倍率が発表になります。

出願期間は2月5日から8日。ですから、発表は8日・夜。

 

その後、しばらくの間、出願先の変更期間があります。

これは2月9日から14日。

 

では、倍率をどう読むか?

 

・  1.0倍

これは募集人数と志願者数が同じということ。

ですから、よほど悪い点数じゃない限り、合格できます。

 

私の実感では、合格ラインより1ランク下の人でも合格しています。

 

 

・  1.2倍

 

これはなかなか厳しい数字。

合格ラインすれすれで出願した方は、落ちる場合が多いです。

 

人によっては、志願先を変更することも考えてよい数字です。

 

 

・  0.8倍

 

これは逆に、とても入りやすい数字。

1ランク下の人はもちろん、時には2ランク下の人でも合格しています。

 

商業系や工業系で第2志望の学科まで書ける場合は、この倍率の学科を書くことがおすすめ。

 

例年、それで救われる方が少なくないです。

 

 

 

 

3 特色選抜

 

今年はこの制度を利用する方が多いです。

おすすめする理由は2つ。

 

 

・併願できる

 

特色選抜と一般選抜は併願できます。一度に2回、試験を受けられるわけです。

ですから、合格するチャンスは大きくなります。

 

 

・倍率が低い

 

先に書いた0.8倍台の倍率になる学校が多いです。ですから、合格する可能性が高くなります。

 

 

ただ、高校によって、募集人数の割合が大きく異なります。

 

目安は20%。

これをこえる募集割合の高校は、特色選抜を活用するのがお得。

 

中学の時と同じ部活を、高校でも続けたい。

そんな方は、ぜひ。

 

 

例>

 

20%: A高、B高など

25%以上: C高、D商業など

 

・・・

 

特色選抜のポイントは面接。

 

塾に面接の本があります。とても役に立つはず。

必ず目を通しておいてください。

 

 

それから、塾長が面接の練習もします。

学校の練習だけでは足りないという方は、申し出てくださいね。

 

・・・

 

先の変更期間にも、こちらの選抜を選べますよ。

もちろん併願で。

 

 

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以上の3つが、2月のポイントです。

 

これらを意識して過ごしてみてください。いい感じで受験本番を迎えられると思いますよ。

 

 

とはいえ、人によっては、どうしたらいいのか迷いや不安もあるでしょう。

 

そんな時は、塾長にご相談ください。

時間を取りますので。

 

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