教育カウンセラー・野田英夫です。

今日は、メールにて寄せられたご質問にお答えいたします。



塾講師をはじめて半年になりますが、自分の授業に自信がありません。

もともと学力がそれほど高いわけではないので、「この教科なら何をきかれても教えられる」、というものがありません。
予習は欠かさずしますが、付け焼刃のような気がしてなりません。

どうしたら、生徒に質の高い授業ができるのでしょうか。

(toroさん)



塾講師の使命は「生徒の成績を伸ばし、志望校に合格させること」です。


toroさんが担当しているクラスの成績は伸びていますか?


授業を少し難しく考え過ぎているような気がしますね。
自分が満足できる授業をするのではなく、生徒が満足する授業を心掛けましょう。
その判断材料のひとつが生徒の成績です。


もし担当している生徒の成績が伸びているのなら、特に問題に感じることはないのでは?
成績を伸ばせていないのなら、生徒の成績を伸ばす努力をすればいいのです。

授業は独り善がりではいけません。あくまでも主役は生徒です。
先生本人はいい授業をしているつもりでも、生徒が授業に満足しておらず成績が伸びていないのなら、まったく意味はありません。
まずそのことを理解してください。


また、「この教科なら何をきかれても教えられる」というものがないとのことですが、もしかして指導科目を広げすぎていませんか?
もしそうなら、何かひとつ科目を決めて、自分の専門科目にしてみてはどうですか?
それと、何を聞かれても教えられる必要はないでしょう。
よく「生徒にいきなり質問されて答えられなかったらどうしよう・・・」と、

悩んでいる講師がいますが、その場で答えられなければ、ちゃんと調べてから答えればいいのですから。


最後に、授業は自信を持ってやってください。
自信がないまま授業をしていたら、生徒はそれを見抜きます。
いまは自信を持って授業できなくても、自信がある振る舞いをして授業をしてください。
そうすれば、生徒はtoroさんについてくるでしょう!
そして、自信もついてくるはずです!


----------------------------------------------------

【塾?じゃあ私に聞きなさい!】では、

教育カウンセラー・野田英夫へのご質問・ご相談を大募集しております。

教育についての事なら何でも結構です!

教育カウンセラー・野田英夫がお答え致します。


ご質問はコメントもしくはメールにて受け付けております。


コメントはここに投稿してください。

教育カウンセラー・野田英夫への質問を大募集!


また、メールにてご質問される場合は、

magazine@yoshinani.co.jp

までお願い致します。