8月17日(土) | 塾長雑記帳

塾長雑記帳

盛岡市高松にある個人塾「石原学舎」塾長のブログです.
石原学舎の生徒さんの様子,チェロ,読書などの話題がメインです.

I. Asimov “Foundation “読了

 

アシモフのファウンデーション三部作と呼ばれているものの第1作目。2年ほど前に読んだのであるが、最近第2作に進もうとなったとき、第1作の内容が骨格くらいしか脳味噌に残っていないことに気づき、改めて読み直した。

前にも書いたが、銀河帝国の没落から始まり、その崩壊速度を落として再興までの時間を短縮するために作られたファウンデーションという組織(というか銀河周辺部の惑星)の住人のサバイバルを描いた、ハードボイルドなSFだ。戦争は起きず、宗教や通商が牛耳る世界を作ることでファウンデーションの指導者達は危機を切り抜けて行く。

 

脳味噌がファウンデーションモードのうちに、第2作に進もう。

 

6月の語彙強化月間に詰め込んだ単語がいっぱい出てきて、なんか楽しい。努力が報いられるという経験は年を経るたびに減ってゆく。ありがたいことだ。

 

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森岡浩之「星界の紋章I II III」読了

 

ちょっと前にアマゾンプライムで見たアニメの原作。子供向けのSFなんだけど、設定が結構細かく、会話がバカバカしくて楽しい。

 

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東野圭吾「ラプラスの魔女」読了

 

本格推理ものではなく、人外的な能力を持った登場人物がいるために、中途半端な物語になってしまっている。この作家は理系出身をアピールしたいのか、そのようなネタを使うことがしばしばである。ただ、そのネタの使い方が素人臭いというか詰めが甘いように思えてならない。人外をだすならいっそ振り切ってSFにした方がいいんじゃないかという気がする。

 

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四十九日の食事をとる場所の選定のため、本日も外食。しゃぶしゃぶの店だが、昨日の今日で肉はしんどいので、普通のコースを。

足らんかもと思って追加した海鮮サラダの分量が結構なもので、最後の方はきつかった。伝票を見るとドキッとするので、今日は見なかった。

甥っ子達には物足りないだろうが、普通の大人には十分やろ。