ちょっとしたきっかけで、ふとした拍子に聴きたくなる楽曲達。
CDが無くても今はYoutubeがあるから、突発的な思い付きでも見れる(聴ける)から、ありがたい時代だよね。
そういった時にどうしても選んでしまうのはやっぱりhideで。
先日は、ZABADAKの「遠い音楽」を聞いて涙した。
やっぱ心に残る楽曲は、ずっと残るよね。当たり前の事だけど、やはり彼等は凄い。
そして、その一方で思うのは、彼等に頼ってばかりも居られないなって事。今はもう天国で一段落している彼等が、安心して任せてくれる様な音楽の未来を作らなくちゃって思う。
もちろん、上野洋子さんはまだご健在だし、今も音楽を続けてくれているけどね。
ただ、それは決して遠い未来じゃないって事も知っている。超える越えないでは無くて、忘れてしまうのでもなくて、共に肩を並べて音を紡ぎ合える未来が在るって事を、オレはAPMNやSPIRALを通して感じてる。
敢えてこの言葉を選ぶけど、今、生きているオレ達が、前に進む事こそが、彼等に出来る恩返しだろう。
その流れで紹介するシンガー。
今までも見てきたけれど、前回のAPMNの時、オレは彼女の音楽に確たる音楽の未来を見た。


では、改めて。
諦めを選ぶ前に、私を見てごらん。全く器用じゃないけれど、一歩一歩を重ねていたら、知らぬ間にやりたい事が増えてきた。無論、まだまだ道の途中。それでもあなたの心に小さな炎を灯す事は出来る筈。決められた道は歩けないから、挑戦者はいつも必死。その姿も含めて素敵だねって言ってもらえたら、歌い手冥利に尽きます。限界突破Rocket Soul...清水裕加里!!


Road to 20190427 清水裕加里01

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《過去のRoad to シリーズ》
・Vol.22:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12323386773.html

・Vol.23:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12336410701.html

・Vol.24:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12354465442.html

・Vol.25&26:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12379106751.html

・Vol.27:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12419844194.html
↑これが清水裕加里の現在進行形の足跡だ!(=▽=)/←ロック調(爆)


今までも語ってきた事ではあるけれど、裕加里の魅力は幅広い表現世界を的確に描き出せる事。
それは昔から備わっていて、初めて見せてもらったライブでも其処が彼女の武器だなと思ったし、何度か音に触れる機会を得た時に、ふとした拍子に今までとは全く違う楽曲を選び、その色彩を見事に唄い上げた時に、センスが良い子なんだなって事を改めて感じてきた。
その上で。
今後の更なる進化の為には、他の誰でも無い清水裕加里だけの武器や、其処に導く為の方向性の確立もまた必要な要素。
もちろん、今までの千差万別な世界観の融合も充分に魅力だけど、その中でも特に突き抜けた楽曲が出来たら、それは裕加里自身にとっても、彼女の音楽に触れる音楽好きにとっても嬉しい事。
初めて見せてもらった時には、さぁ歩むべき道はどっちだろうと思ってたけど。
段々と回を重ねる毎に感じたのは、丁寧に一音一句を紡ぐ繊細な楽曲よりも、多少突き抜けてでも勢いをもって聴き手を巻き込んでくれる爆発力のある楽曲が似合うかなって事。
もちろん、繊細な楽曲を優しく紡ぐ裕加里もメッチャ魅力的なんやけどね。
ただ、一歩一歩とレベルアップしていく中で、彼女のステータス値としてUPしてるのは、女性的な部分よりも、凛々しさや雄々しさといった、女子が惚れる女子みたいな要素。
今まででいうとSuperflyとかね。
平井堅さんの「瞳を閉じて」をCoverした時も、裕加里の音楽力の持つ逞しさが強く感じられて、これは女子が惚れる唄世界だって思ったし。
昨年一年間を通して、あきたいぬやIwooのライブを経て、良い意味での骨太な、逞しさの在る唄声が描き出す音世界が、裕加里の個性として確立されていった。


そして今年一発目のAPMNの中でオレが裕加里の中で見た未来。
激しさ、逞しさ、時に魅せる可愛らしさ、そして問答無用のカッコ良さ。
とてつもなく難しい楽曲ではあるし、この日に限っては歌詞が飛ぶという事態もあったけれど、それすらもライブの楽しみとして臨機応変に対応する度胸も見えて。
ただただ率直に、これが清水裕加里の世界だって思った。
磨くべき要素はまだまだあるけれど、唄い続ける事で、今以上に裕加里の色彩が重なれば、確実に清水裕加里の楽曲になるだろうなと思ったね。
なによりも思ったのは、裕加里がどんどんと音楽を好きになっているなって事。
正直、会った当初は楽しむ事よりも上手く伝える事を重視してて、固くなってるなと感じる場面もあったけど、この日の裕加里は本当に楽しそうだった。
出番ギリギリまで別件で忙しかったみたいやから、もしかしたら体調が万全では無かったかもしれへんけど、良い意味で勢いが在って、フロア全体を巻き込むだけの引力があったし。
凛々しさと共に、純粋無垢な笑顔を浮かべる場面も在って。
嘘偽りの無い音楽好きの心が、全力で今という一瞬の生き様を刻んでる、正にライブしてる瞬間だと思った。
カッコいいなと思ったね。
もちろん、まだ他にも潜んでいる可能性の種はあるやろうけれど、一つの大きな個性が花開いた瞬間。
今後の裕加里のライブでのキラーチューンにして欲しいね♪

様々なライブの中で、裕加里に悔しい思いをさせてしまってるのではと感じる瞬間が時々あった。
特にオレがブッキングに関わっているライブでは、オレが好きなシンガー、いわゆる魂を持ったシンガー達が集まっているから、その中での突き抜けた存在には正直なれていなかった。
もちろん、その中でもしっかりと地に足の着いた清水裕加里流の音楽を唄い続けてきたし、確実に一歩一歩進んでいたけど、全体の流れの中で他のシンガーに比べての「唯一無二の個性」が少し薄いかな…ってのは正直思った。
あくまで少しやけどね。魅力的なシンガーである事は間違いないんやけど、その中でのOnly Oneの花が開くまでには至ってないのかなと。
それは誰よりも本人が一番自覚してて。
もっともっと自分らしさを磨きたい、確立させていきたいという事を、昨年はずっと言い続けてた。
顔には出さないけれど、辛い時期だったと思う。
その茨の道を乗り越えて、今年一発目のライブでは他の誰でも無い裕加里らしさを確立させたから。
そしてなによりも、音楽を愛し続けてくれたから。
間違いなく、今年の裕加里は今まで以上に強くなる。
そう感じられた事が嬉しかったね。
もちろん、一段越えたらまた新たな試練が待っているけれど、その試練を受ける資格を得たって事は、裕加里が進化した証。
そして、敢えて言葉にするならば。
裕加里自身の個性が今まで以上に確立された事で、一段高い景色を見れるだけの力を得て、其処から見える選択肢が増えた。
それはつまり、裕加里のこれからの未来の可能性でもあり、本当の意味での自身の確立でもあって。
その分、誘惑も多いし、悩む事も多いだろう。
だからこそ、裕加里には今後も自身の原点である「音楽が好きだ」という気持ちを汚さぬ様に、力強く一歩一歩を踏みしめて欲しい。
今まで刻んできた轍を肯定し続けて、その道を軸にして道を切り開く事こそが、カッコいいシンガーへの道標やと思うからね。


Road to 20190427 清水裕加里02
追いかける立場から追いかけられる立場へ。
今後、裕加里の姿を見て「こんなシンガーになりたい」と思ってくれる若い世代が、これから増えるかもしれへんね。
もちろん、それ以前に、裕加里もまだまだ若くて可能性があるシンガーやけどね♪
目指せ、女が惚れる女!

 

オレはZABADAKの最強の時期…吉良さんと上野さんの二人組だった時を知らない。
「ZABADAK」としての唄を初めて聴いたのは、彼等がのれん分けした後で、初めて聴いた「遠い音楽」も吉良さんVo.のものだった。
綺麗な楽曲やけど、何処か儚い…そして恐れ多い事を言うならば、完璧でありながら完璧じゃないなと思った。
だから、上野さんVo.の「遠い音楽」を聴いた時は本当に全身に雷鳴が突き刺さった感じやったね。
その上でまた恐れ多い事を言うならば…彼等ののれん分けは必然だったんだろうなと。二人のライブ映像を通してZABADAKを聴く事が多いんやけど、その度に思うのが、二人が並んで音を紡ぐ世界が、同じ方向を見ている様で、違う方向を見ていて、色んな意味で儚いなと。
音楽以外の人間的な部分で色んな物語を想像させてしまうのが、表現者としてのZABADAKの魅力なのかもね。好きかといわれたら好きだけど、多くを知るのが恐い。そんなイメージ。
正解不正解は無いけれど、敢えて比べるならオレはやっぱりhide寄りやな。何も隠さないで、全力で音を楽しんで、自分の為以上にファンの為に「Misery」という名曲を生み出してしまう様な、最強音楽バカでありたい。
もちろん、色んな個性が集まるからこその音楽やし、それを象徴するのがAPMNやSPIRAL、革命前夜やけどね♪


APMN Vol.28

詳細:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12439361148.html


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