先日の日曜日のお昼前。
食事をしに行こうと外に一歩足を踏み出して。
普段は駅前に行く為には近道である右側に曲がるんやけど、今日はちょっと迂回してみようかなと左側に曲がり、そのままぐるっと回っていったら、かなり昔に目にした景色が、少し変わっていた事に驚いた。
ベースは変わってなくて、新しい自販機を発見したってぐらいの変化やけど、それでもまだまだこの街にはオレの知らない景色があるんやなと思えた事が嬉しかった。
人間もまたしかり。
普段から接している気心知れた仲間達と、ほんの少しだけ会えない時間があって、久々に会えた時に見える明確な変化が衝撃的だったという事も今まで結構あって。
ベースそのものが変わってしまってる時もあるけど、本来の魅力が失われず、其処に更なるエネルギーが重なっていた時の感動は、ただただ率直に嬉しいと思う。
特にオレのシンガー仲間達は若い世代が多いから、ついお父さん的視線で見てしまうのかもね(笑)
そんな流れで、今回のシンガー紹介。
元々魅力的な資質は感じていたけれど、ここ最近は特にその才能が開花して、表現者としての存在感が格段と高まっている。
今まで定期的に見守り続けてきたからこそ、その成長は驚きと共に喜びを感じるね。


では、改めて。
伝わらない想いなら、いっそ諦めてしまえばいい。そんな哀しい唄でさえも、何かを伝えたいと願ってる筈。だから私は全てを唄う。心をそっと傾けて、奥に宿る本質を探し当てて、愛をもって描く事で、存在する全てに彩を灯すんだ。未だ見ぬ景色を含め、一つ一つに宿る想いの全てが私自身、私の宝物。Play with my true heart...清水裕加里!!


Road to 0126 清水裕加里01

《過去のRoad to シリーズ》
・Vol.22:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12323386773.html

・Vol.23:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12336410701.html

・Vol.24:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12354465442.html

・Vol.25&26:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12379106751.html
↑ 前回のVol.26で一周年。これから更に絆が深まっていくのが楽しみやね♪


裕加里との出会いは、某イベントで二人ともが客としての立場で、そのたまたまの出会いから一年過ぎて。
その後、APMNを軸としつつ、他のイベントやライブハウスにも出演するきっかけが出来て。
普段と違う景色で見る裕加里の音楽に触れる機会が出来た事で、より明確に彼女の成長が感じられる様になった。
先日、オレが信頼しているライブハウスの一つ「Iwoo野方」でのブッキングライブに裕加里が出演して。
その日は、Iwooでは2回目やったけど、1回目はオレがIwooと連携してオレ好みのシンガー達をブッキングしまくった関係で、周りが知らない人ばかりの対外試合的なライブを見るのは実質この日が初めて。
直前まで体調を崩してた事や、40分ステージという長丁場だった事、更には音楽を通じて繋がり合った仲間達がお客様として裕加里を見に来てくれた事もあって、良い部分も悪い部分も含めて、緊張してしまう要素が多々あった。
ただ、その日に裕加里が見せてくれたステージは、実に堂々と唄を通しての音を楽しむ喜びを伝えてくれていて。
初めてCoverする楽曲もあったけど、楽曲の魅力も残しつつ、裕加里自身の奥深い包容力を持った音楽表現を通して、よりその世界観を広げていて、しっかりと裕加里自身の色彩をもって描き出す事が出来ていた。
原曲が男性Vo.の曲やったから尚更やけど、率直に凛々しくてカッコいい音楽表現やなと感じた。
一音一句を丁寧に伝えながら、その楽曲に宿る喜怒哀楽と裕加里自身がその瞬間に感じた一期一会の感情を的確にリンクさせ、瞬間的な爆発が伝わった場面もあって。
その全てにおいて心地好いと感じられる表現世界に、ただただ圧倒されたのを今でも鮮明に覚えてる。
客観的なライブ経験値という部分だけでは、オレの仲間達に比べて少ないのかもしれへんけど、その中の一つ一つの場面において裕加里自身が受けた刺激の大きさが、彼女の成長のスピードを迅速化させたのかもね。
事実、その日初めて裕加里のステージを見た、やはりオレが信頼するシンガーは「和む柔らかい感じ」と言うてくれたし、Iwooの店長やスタッフとイベント後に話した時も、前回からの爆発的な成長に驚いていた。
体調的に決して万全では無かった上で、ここまでの強い印象を与えられたのも、裕加里自身の音楽への愛情や信念が強く在り続け、自身の音楽の伝え方を磨き上げる努力をし続けた結果で。
唄そのもので聴き手の心を惹きつけて感動へと導く事が出来る、純然たるうたいびととして、裕加里の進化の足跡が深く刻まれたのを実感した一日でした。
これから先も、裕加里自身が安心して歌える環境の場所で、のびのびと、且つ全力で、思うが侭に唄を爆発させて欲しいね♪
来年はまた別のライブハウスを紹介して、そこで定期的に唄う姿も見てみたいなと思います。


そしてもちろん、裕加里のホームグラウンドであるあきたいぬでも、堂々とした「音楽」を伝えてくれている。
率直に裕加里自身が好きな唄を愛情をもって唄う事で生まれるぬくもりや、他の誰でも無い自分だけの心情を伝える為の素直な想い。
客観的には力の篭もった綺麗な唄声だねと感じるかもやし、それも確かな価値やけど、オレが思う裕加里の唄の魅力は、光も闇も含めた、清水裕加里という人間の感情の揺らぎを素直に表現してくれている部分にも在ると思ってて。
例えば喜びを伝える唄では全身全霊で楽しさを伝えてくれるし、哀しみを描いた楽曲では、その切ない世界観に裕加里の心を重ね合わせ、繊細な輪郭をゆっくりとなぞってくれる。
裕加里自身の個性を一言で示すと「母性的な包容力をもった力強い唄声」
ただ、その母性に関しても、聴き手の痛みや傷を包み込んで癒してくれる場面もありつつ、時には自身の弱さを素直にさらけ出して、私も同じだよと聴き手の想いを共鳴してくれる事で注がれる癒しの形もある。
元々幅広く様々な世界観の楽曲に挑戦してはいたけれど、その一つ一つに対する説得力が格段と増したのは、やはり経験値を重ねた上での事。
実際、今の裕加里の一音一句に宿る命の鼓動は、過去に伝えてくれたもの以上に純粋で奥深いものとなっていて。
楽曲毎の世界観を鮮明に描き出し、裕加里自身の心が楽曲の世界と重なり合い、その上で裕加里自身の信念の上で築き上げられた独自の空気感は、命が生まれる瞬間の感動にも似た壮大なものとなって聴き手の心に伝わってくれる。
時には人間的なブレが生じてしまう一瞬もあるけれど、それを含めて嘘偽りの無い命の唄だなと感じさせてくれる説得力もあって。
この一年での裕加里の成長の幅は、相当広がったなと思うね。
表現者としての揺らぎない芸術性と人間としての一期一会の感情の爆発の共存。
清水裕加里の歌い手としての形が、ライブを重ねる毎に着実に確立されていってるのが嬉しいね♪
彼女自身も、初心は忘れずに居つつ、魅せる人としての姿勢が回を重ねる毎に堂々としてる。
その自信もまた、彼女の音楽の芯を強くしてる要素やなと♪


Road to 0126 清水裕加里02
定期的に見てくれてる人達はもちろん、しばらく裕加里のライブを見れてなかった人達は、是非とも直近のライブのどこかで彼女の音楽に触れて欲しい。
生音だから伝わる部分もあるし、そこで得た衝動は、確実に心地好い感動へと繋がってくれる筈。
もちろん、まだまだ進化していく要素もある。
これからの清水裕加里の伝説の証人として、是非五感の全てに彼女の「音楽」を焼き付けてや♪


ここ最近、昔に比べて、新たなシンガーとの出会いの場になかなか行けてない。
自分自身でイベントを行っていて、今年はSTM主催のSPIRALも確立されて、作り手としての立場で音楽に携わる時間が増えた分、客としてのジュークボックスの時間はどうしても減っている。
だからこそ、ブッキングなどで出会えた新たな絆や、久々に会ったシンガー達との縁は大切にしたいし、一瞬毎の色濃い時間を堪能したいと思ってて。
時間があればここもあそこも行きたいといった魅力的なイベントは多いんやけど、どうしても二兎を追う者は一兎をも得ずやからね。
その中で一番大事にしたいのは、やはりAPMNや革命前夜・SPIRALといった「オレ達のあきたいぬイベント」で。
もし、別の場所で魅力的なシンガー達に出会えて、もっともっと彼等のライブを見たいと思ったら、自然とAPMNの話などもしてしまう。
前にSTMのメンバー達と、自分達の音楽を知ってもらう為にどうすればいいだろうという話をしてて、その中の一案として、APMNメンバー数組で、別のイベントに出演して、そこであきたいぬイベントをアピールするのはどうだろうというものがあって。
ただ「そのイベントは本当に魅力的なものなのか?」「本当の意味で音楽を愛してくれる人達が集ってるのか?」といった不安要素も意見として出て。
それだけオレ達のイベントは音楽愛の強さが実感出来るという自信があるからこその意見なんやろね。
実際、イベントによっては音楽やシンガーを食い物にしてイベンターの利益優先となっているものも未だ多い。
とはいえ、シンガー単位で在れば魅力的な人達は多いし、もっと様々なライブハウスに足を運べば、魅力的な場所に出会える可能性もある。
事実、IwooやImixは昔からオレが信頼しているハコやし、其処で出会った事をきっかけにAPMNに来てもらってる人もいる。
音楽業界全体の中で、真の意味での「音楽」の面積を広げる為にも。
昔の爆発的なフットワークとまでは行かないけど、まだまだお客様側の視点として、まずはオレ自身が、もっと色んな場所に足を運ばなきゃなと改めて思います。
いや、今も結構行ってるけどね(笑)
どっかで最前列で暴れ回ってる変なおっさんを見かけたら、十中八九ジュークやと思ってや♪(爆)


革命前夜 Vol.03
We are 音楽共同体!(=▽=)/

APMN Vol.27_2019年Ver.
音楽が一番スゲェんだよ!(=▽=)/


~今までUPしたRoad to 12/08~

・平佳子:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12405331646.html

・Space of Somesing:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12415581788.html


~今までUPしたRoad to 12/08&01/26~

・橋本流兎:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12410350326.html

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・彩音:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12418848436.html

・直実:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12419303181.html

・STM Restart:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12419522669.html

・FATE:https://ameblo.jp/jukewolf/entry-12419073384.html