Q:自宅浪人は受験に不利なんでしょうか?
経済的な理由から、予備校には通えないので宅浪しているのですが、不安です。
自宅浪人で良かったこと、悪かったことってなんですか?
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僕自身は浪人はしていないのですが、
自宅中心で勉強していました。


それが予備校通いと比べて有利か不利か、
は一概には言えません。


予備校に通えば、体系的に
まとまった授業を受けることはできますが

一方で自宅学習のメリットは
自分のペースで進められること。



もちろん、自分のペースで「だらだら」とやっていたら
意味はなく、その場合は自宅学習では不利になってしまうでしょう。

しかし、自分でペースを決めてがんばるほうが
性格的に合う方もいるはず。

(僕自身がその1人でした。)

経済的な理由から予備校にいけない方も多いと思いますが、
自宅学習のメリットもあるので、
それを最大限活かすのが良いでしょう。


あと、地理的な要因で予備校に通えない、というパターンであれば
家庭教師を活用するのもいいですね。

ただし、
「基本的に自分で勉強し、わからない部分を聞く」
というような使い方がいいと思います。

家庭教師のいるときにしか勉強しない、というのでは
本末転倒ですので…。
ヤスくんの書いた、ユニポートQ&Aより。


クラシックを聞くのは、確かに良いと思います。

僕も受験中は、クラシックのCDをエンドレスで再生していました。


あとは、日本の音楽よりも洋楽を聴くとか…。

日本語の歌だと、集中力が乱されるので危険です(笑)
そういえば、このブログでは紹介してなかったな、と思ったので一応紹介まで。

駿台予備校の実施している夏季・春季講習に
「箱根セミナー」という合宿式の講習会があります。

もう8年前の事になる…と考えると恐ろしいですが
僕も高校2・3年生の時に参加しました。


※ちなみに、大学時代は運営にも携わっていましたが
 今はもう運営からは離れていますので念のため。


対象は全国の大学受験生で、5~7日間の合宿形式です。

箱根にある、駿台のセミナーハウスにて春と夏に行われています。


合宿期間中は、もちろん授業もあるのですが
現役大学生(リーダーと呼ばれる)が
参加していて色んな話が聞ける(※)他、

他の学校に通う、難関大学を志望する学生との横のつながりも作れます。

(※)自由選択時間というのがあるのですが、
   テーマフリーで、気になった大学生に聞きたいことが聞ける「対話」や
   テーマが決まっていて、複数の大学生が話をしてくれる「座談会」
   というものなどがあります。

   座談会としては、科目別の勉強法、地方高からの受験、
   受験当日のシミュレーション、大学紹介など
   その時々によって色んな種類があります。


少なくとも僕自身は、これに参加したのが
受験期のモチベーションになっていました。


これに参加しなかったら東京の大学には来てなかっただろうし
人生大きく変わってただろうなぁと思います。

(それなりに費用はかかるので、
 参加させてくれた親には感謝しないとなぁ)


ただ、勉強だけを求めている人は、
普通の駿台の授業を受けに行った方が良いかもしれません。

「勉強が目的」な人もいるので、賛否両論はあると思います。


ちなみに、駿台のホームページを探しても、
あまり情報が載っていません。
駿台の模試を受けて、一定以上の成績を取れば案内が来ます。

残念ながら現高3生が参加できるものは全て終わっていますが
高校生1・2年生以下のみなさんは、
これから是非参加してみてください。


僕自身もそうでしたが、
地方の無名高校に通っている人にとっては
色々な面でインパクトが大きな合宿になると思います。

(ちなみに「東大コース」とか副題ついていますが、
 東大志望じゃない方もたくさんいますよ。)


>これを読んでいるとき、すでに参加が決まっている方へ

上にも書きましたが、このセミナーは
「勉強だけじゃない」ところが他のセミナーとの違いです。

自習室にこもったりせず、
ここでしか得られないモノはなにか?を考えて
満喫してきてください。