数直線や線分図で考える整数問題(その2) | 受験算数はきょうもおもしろい

以前の記事の続きになります。

 

 

計算により求めることが多い整数問題ですが、線分図や数直線を使って考えることで大きなヒントになることがあります。

たとえば次のような問題です。

 

星「一億を13でわると余りは9です。十億を13でわると余りは□です。」

(穎明館中2014)

 

正解は12

 

右矢印とりあえず1億を13で割った線分図を書いてみる。

 

10億だとこの線分図が10本できるから、余りの合計は90になる。

 

この90は13より大きいのでさらに13で割ると

   90÷13=6・・・12     よって余りは12!