2023年に我が家の三兄弟の長男が中学受験をしました。

年長さんの時に田中ビネー知能検査VでIQ136、2年生の時にWISC-Ⅳで同じくIQ136の高IQ児。

無対策で受けたSAPIX入室テストで

超絶ギリギリ合格、新4年生最下位アルファベットクラスからのスタート。

親として伴走した当時の記憶を呼び起こしつつ、中学受験の体験を書いています。

(一部、仮称などを用いています)

私自身、皆様のブログ情報でとても助けられました。

ですので、今度はどなたかのお役に立てればとの思いで、学校説明会に参加した際の内容や、受験お役立ち情報なども織り交ぜていければと思います。



 3.11で被害の大きかった陸前高田市のふるさと納税

 

同じく、被害の大きかった石巻市

 

 

同じく被害の大きかった南三陸町

 



どうもこんにちは。


今回は受験とは関係のない話です。


今日は忘れもしない3月11日。


13年前のこの日、長男がお腹にいました。

既に臨月に入っていました。



↑↑

こちらの記事にも書いたのですが

不妊治療をしてようやく授かった子を

「貴重児」という言い方をする、とその時担当医に言われ


児頭骨盤不均衡、かつ、貴重児。

なので帝王切開以外の選択肢は無く。


3.11の頃には

「あと数日後には帝王切開」

ということで手術の予定が既に組まれていました。



大きなお腹でひと通りの家事を済ませ

さて、ミカンでも食べようかな、と

テレビをつけた頃に

外が急に暗くなってきて。


あれ?雨でも降るのかな?

と思ったら

ズズズ……

と聞いたことのない音が外から聞こえてきて。

後から知ったのですが

あれは地鳴りだったんですね。


その後はもう、これまで経験したことの無い揺れ。

液晶テレビが倒れて落ちてきそうなくらいに

ぐらんぐらんと揺れていたことと


色んな物が落ちてきたことと


自分が椅子から落ちないように

お腹を片手で守りつつ

もう片手でテーブルに必死で掴まっていた


と、そんな感じでした。


テレビではまだ、東北地方があれほど甚大な被害を受けていることは報道されておらず

都内の被害、千葉のコンビナートの被害の様子を繰り返し報道されていました。


とにかく

仕事に行っている主人に連絡しようにも

通話もメールも繋がらず


唯一安心だったのは

お腹の中から長男が

ボコンボコンと無事を知らせてくれることだけでした。



災害用の特別な携帯から主人が連絡をくれて

災害対応をしなければならないので

数日間帰れない、とのこと。


初めての妊娠、そして初めての出産、

帝王切開を数日後に控えて頼れる人が近くに居ないのはとても不安でしたが


東北地方の被害が明らかになるに連れて

取り乱している場合ではないと

ようやく我に返った感じでした。



そして

数日後、入院して

帝王切開、長男が誕生しました。


お店からは米やパン、紙おむつなどが全て消え

横浜の水がヤバイと言われ

計画停電や節電でありとあらゆる電気が消え、


そんな中なのに

安心して産ませてもらえることに

心から感謝しました。


そんな時だからこそ

この子を大切に育てなければ、と

強く思いました。




長男は、あと数日後には

13歳になります。


2990グラムで産まれた長男は

既に大人並みの体格

靴のサイズは主人よりも大きくなり

あんなに小さかったのに私を見下ろすまでになりました。


長男の誕生日が近付くと

3.11を思い出します。

切っても切り離せない記憶です。


多くの人々の大切な命が突然失われるという未曾有の災害の数日後に

長男は産まれた。


13年経った今でも

命、そして生きることについて

深く考える機会になっています。



サンドウィッチマンの伊達さんが

記事にされていました。



13年経った今でも変わらず

故郷のために

ご自身が出来ることを考えて活動されています。

なかなか真似出来ることではありません。

本当に素晴らしい。


東北魂義援金↓↓



 気仙沼のふるさと納税


 

こちらも


 

返礼品無し。1000円から寄付出来ます。