2023年に我が家の三兄弟の長男が中学受験をしました。
年長さんの時に田中ビネー知能検査VでIQ136、2年生の時にWISC-Ⅳで同じくIQ136の高IQ児。
無対策で受けたSAPIX入室テストで
超絶ギリギリ合格、新４年生最下位アルファベットクラスからのスタート。
親として伴走した当時の記憶を呼び起こしつつ、中学受験の体験を書いています。
（一部、仮称などを用いています）
私自身、皆様のブログ情報でとても助けられました。
ですので、今度はどなたかのお役に立てればとの思いで、学校説明会に参加した際の内容や、受験お役立ち情報なども織り交ぜていければと思います。
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どうもこんにちは。
中学受験を経て男子校に進学した我が家の長男。
もうすぐ中学２年生になります。
3月末の早生まれなので
今はまだ12歳
もうすぐ13歳
世間一般で言う思春期、反抗期
ということで
以前から扱いにくかったのが
ますます扱いにくくなっています
ただ、この1年で
ものすごく成長したなと思う所もあって。
やはり中学生になるとガラッと変わりますね。
日常的に、上級生と接する機会があるせいなのか
お兄さんになったな、と思う時もしばしば。
そんな長男ですが
もう年齢的には青年期
アイデンティティの確立というのが
大きな発達課題になってくる時期。
自分はこういう人間だ、
ということをまず知らなければならない。
その上で
社会や他者の中での自分、というものを
確立していく。
自分は何者？
ということを知る上で
やはり、長男の特性を長男自身に知っておいてもらった方が
生きていきやすいのでは、と思うんですよね。
だから私、言いましたよ。
受験が終わって、割と最近に。
ビネーやWISCの結果が高IQだったこと、
長男の傾向、得意なこと、
苦手なことについては、じゃあどうやったら上手くいくか、とか。
ふーん、と言いながら聞いていた長男でした。
なんかちょっと、思い当たるフシがある、
って。
高IQについては
「ウチの学校には結構いるんじゃね？」
ですと。
うん、確かに。
単に調べていない、知らない、というだけで
結構居るんだろうな。
恐らく地元の公立中学よりも高確率で居ると思う。
似たようなタイプのお子さんが多いだろう、ということも
私立の、しかも進学校に入った方が良いだろうと思った理由のひとつだし。
小学校では完全に浮きこぼれていた長男が
すっかり馴染んで溶け込んでいるところを見ると
やはりこの選択は正しかったと思う。
IQのことは
1000人のうち数人居るか居ないか
みたいな数値なのだけれど
それを言うと
「そんなやつ、いっぱい居るだろ」
って。
なるほど。
そう思うならばそうなのかもしれない。
しかも今居る中学では高確率で居るのだと仮定すれば
ちっとも珍しくない。
私にとっては
大勢いるとか少ないとか
ギフテッドに当てはまるとか当てはまらないとか
そんなのはどうでもいいことなんですよ。
長男が生き辛くさえ無ければ。
自分は他と違う、誰からも理解されない、
なんていう孤独感を感じることさえ無ければ。
そういった所で上手くいかないと
アイデンティティの確立も出来ない。
自己肯定感も育たない。
自分が一体何者なのか
よく分からない。
誰にも理解されず
共感してもらうこともない。
それでも生きていかなければならない。
それって
ものすごく辛いことなんだと思うんですよね…。
だからそうならないように。
親として
やってあげられることは
やってあげなくては。
高すぎるIQは
もはや障害でしか無い、
ということを言う人もいますが
この世の中では
やはりマイノリティはどうしたって生き辛さを抱えてしまう。
長男を見ていて
一番心配なのはその部分です。
加えて
とてつもなく繊細。
ほんのちょっとした躓きで
心に大きな傷を負ってしまうんじゃないか、って。
何と言いますか、
人を一人育てていくのは
成長ぶりを見て楽しくもあるけれど
とてつもなく重い責任を負うことにもなりますね。
しかも誰一人として
同じ人は居ないから
どなたかの育児経験が
必ずしも我が家にも当てはまるわけでもないし。
本当に難しくて難しくて
毎日頭を悩ませています……。
それではまた。
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