2023年に我が家の三兄弟の長男が中学受験をしました。

年長さんの時に田中ビネー知能検査VでIQ136、2年生の時にWISC-Ⅳで同じくIQ136の高IQ児。

無対策で受けたSAPIX入室テストで

超絶ギリギリ合格、新4年生最下位アルファベットクラスからのスタート。

親として伴走した当時の記憶を呼び起こしつつ、中学受験の体験を書いています。

(一部、仮称などを用いています)

私自身、皆様のブログ情報でとても助けられました。

ですので、今度はどなたかのお役に立てればとの思いで、学校説明会に参加した際の内容や、受験お役立ち情報なども織り交ぜていければと思います。

SAPIX生は必須。6年生は授業で扱います。

 

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どうもこんにちは。


今夜は十三夜です。

お月見団子を売っていて、

なぜこの時期にお月見団子?

と思ったら

長男と次男にめちゃくちゃ詳しく説明されてしまった。

無知な母です…。


しかし

そんなことまでSAPIXで習ったのかな?

すごすぎる。



さて。


我が家の長男、中学校に入学してから半年が経ちました。


入学してすぐの頃には

お友達がみんなデキる子ばかりで

圧倒されているような様子もありました。


が、

いまはもうすっかり馴染んだようで

その日学校であった面白いことを教えてくれて

私としても、それを聞くのがちょっと楽しみになっています。


中学生男子、

女子には想像もつかない程の

トンデモ行動を取りますのでね。

賢い子達なのになんで??

…と思うこともしばしば。


でも

勉強する時は思い切りする。

ふざける時は思い切りふざける。


そういったメリハリと言いますか

切り替えが上手なのも

長男の同級生の特徴のように思えます。



今は毎日が楽しそう。


そんな姿を見て、私としても

受験を頑張ってくれて

本当に良かった、と思うわけなのですが


これがね、もしも全落ちという結果だったとしたら。


どんなことを考えながら毎日を過ごしていたのだろう?

と思って

ちょっと背筋が寒くなってしまった。




長男は


「6年生の秋以降はメンタルが崩壊するかと思った」


と言っていました。

たまたま崩壊せずに済んだけれど

アトピー性皮膚炎になったり

胃痛を訴えたり。


本当にギリギリ。

紙一重の状態だったのだろうと思うんです。


僅か11歳やそこらの子供が乗り越えるには

あまりにも高くて分厚い壁だった。


逆に

よくメンタルが崩壊せずに済んだな、とも思ったり。



決して順風満帆とはいかなかった、

長男の中学受験。


ここまで辛い思いをさせたことに

親としても少なからず

後悔もしましたし

罪悪感にも駆られました。



結局、


長男にとっての中学受験って

一体何だったのだろうか、と

時々思うのですが


入りたい、と切望する学校があって

そこに向かって頑張ろう、という

ただただその一心だけ、

なんですよね。

細い糸がたった一本だけ繋がっていて

それを必死で手繰り寄せているような

そんな感じ。


長男は、当初は

「親に勧められてなんとなくその気にさせられた」

とか

私立って一体何だ?

と思っているうちに気付いたら塾に入ってた、みたいな感じだった。


それがいつからか

どうしても入りたいと思う学校が出てきて

その為に成績を少しでも上げなければ、

と思うようになって。


最終的には

絶対に受かりたい!!

と強く強く願うようになって。



きっと不安だっただろうな、と思うんです。

受験って

行き先の決まっていない電車に乗っているようなものだから。

必ずしも「志望校合格」という終点に辿り着くわけではないのでね。

一体どこに連れて行かれるんだろう?

本当にあの学校に辿り着けるんだろうか?

もしかしたら

この電車の行き先は

自分が思うような行き先ではないんじゃないか?って。


どれだけ怖かっただろう。


どれだけ不安だっただろう。


そう思うと

たった一度の入試で

明暗が分かれる中学受験というのは

本当に残酷な世界だなぁ、と思わずにいられない。




受験は結果が全て、なのかもしれない。


でも、

そこに至るまでの過程には

みんなそれぞれ、辛い思い、悔しい思い、

本当に色んな葛藤があって

みんなそれを乗り越えて入試当日を迎える、

それを小学生の子供がやってのけるのだから

これって本当にすごいことだと思います。


本当に強い思いが無いと

そこまで行く前に

挫折してるんじゃないかな。


それよりもずっと前に

そもそも受験なんて最初から考えもしなかったり。



受験は結果が全て、

なのかもしれないけれど


そこに至るまでに


どんな葛藤があって


どんな風に努力を積み重ねて


そしてどんな風に戦ったのか。


結果ももちろんだけれど

そっちの方が実は大事なのかな、とも思うんです。


【オリンピックは参加することに意義がある】

というのともちょっと近いかもしれない。


そして

そこに至るまでの過程には

必ず何かしらの成長があるはず。

本人の成長ももちろんのこと、

本人を支える親御さんも

親として成長するはずだし

ひとつの目標に向かって家族一丸となって取り組むことで

家族としての絆も強くなるはず。


デメリットも沢山あるけれど

きっとそれ以上にメリットがある。


そう思ってないと

こんな大変なこと、やってられませんよ…。



第一志望校には残念ながらご縁が無かった長男ですが

中学受験を頑張った、という事実は

きっと長男にとって

自信になるんじゃないかな。


「受験をなんとか乗り越えたから、この先大抵のことは乗り越えられる気がするよ」


とまで長男は言っています。

私としては、

「それはちょっと言い過ぎ」とは思うのだけれど

長男の中ではそのくらい自信になっている、ということなんだと思う。


そして不合格を経験することも出来たから

それによって何かしらの学びもあったと思うし。


私達も、長男のお陰で

親としてとても貴重な経験をさせてもらいました。


そう考えると

お金も時間も手間もメンタルも

色んなものを犠牲にしたけれど

それは意味のある投資だった、と

素直に思えます。




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