2023年に我が家の三兄弟の長男が中学受験をしました。

年長さんの時に田中ビネー知能検査VでIQ136、2年生の時にWISC-Ⅳで同じくIQ136の高IQ児。

無対策で受けたSAPIX入室テストで

超絶ギリギリ合格、新4年生最下位アルファベットクラスからのスタート。

親として伴走した当時の記憶を呼び起こしつつ、中学受験の体験を書いています。

(一部、仮称などを用いています)

私自身、皆様のブログ情報でとても助けられました。

ですので、今度はどなたかのお役に立てればとの思いで、学校説明会に参加した際の内容や、受験お役立ち情報なども織り交ぜていければと思います。


 SAPIX生必須。6年生は受験で扱います。

 

麻布中学校高等学校の先生が監修。

忙しい受験生も5分で名作が読める。

 

 過去問演習の必需品。

残り時間を把握しやすく時間配分が身につきます。

 立体切断が苦手なお子さんに。

 




どうもこんにちは。


2024年組の皆さまは

併願校選びも大詰めの時期かと思います。


併願校につきましては



過去に何度か書いております通り


我が家は本当に本当に決まらなくて困り果てました。


その理由は。


本人の、第一志望校と第二志望校への思いがあまりにも強過ぎたから。


一途に恋焦がれている相手がいるのに

外野から

「この人とってもいい人よハート

と勧められても


「はぁそうですか」


としか思えないのと、

ちょっと似ているかもしれない。



とにかく焦りまくって

学校説明会をしらみ潰しにあたって


ようやく見つけ出した第三、第四志望校。


本当に素晴らしい学校なんですよ。

なんなら私が入りたい。←



とにかく

こういうことって

親がああしろこうしろ言っても

それ自体が受験のモチベーションになっているわけですし


そう簡単には第三だの第四だののことまで考えられないのも無理はない。


だって、本人にしてみれば

「恋焦がれている学校に落ちた場合」

に行く学校なわけですから。


本人は第一第二志望校に

合格するつもりで毎日頑張っている。

落ちた場合のことなんて考えたくない、

というのもあるのでしょうね。



長男がまだ4年生、5年生の頃。

幅広く、色んな学校を知ってほしくて

コロナ禍で制限のある中ではありましたが

イベントに連れて行ったり

公式ホームページを見せたり

話を聞かせたり

色々やっていたんです。


私の兄が通った学校や

私の親戚が通った学校、

家から比較的近い学校、

他にも色々。


私の兄が通った学校については

本人が主人と一緒に学校説明会に行きましたが

それよりも前に

めっちゃくちゃ敷地が広くて校舎がピカピカで…

みたいな学校を見てしまっていたものだから

「なんか敷地狭くね?」

反応が今ひとつ。


家から比較的近い学校も連れて行ってみましたが

「う〜ん…何かイメージと違うんだよな」

と。


じゃあ、ということで

私の従兄たちが

慶應普通部から慶應義塾大学に進んだので

そこは?

エスカレータ式に大学まで行けちゃうし

もう受験しなくていいし

色んな学部があってうんたらかんたら……

と、話を振ると


「すごくいい学校だとは知ってるけど…


大学は国公立に行きたいんだ」



ポーン!



さ……左様でしたか…


初耳だ。


知らんかった。


「出来ればパパと同じ大学。」


そうだったのか。


「それにさ、慶應って第一志望にするような学校でしょ?」


確かに。

よく知ってるな。

面接や実技もあるから

第一志望校にして、キチンと対策して受けるような学校だわ。


なぁんにも考えてなさそうに見えて

実は色々考えていたのね。


大学は国公立志望か〜。

ならば早稲田系列も無いってことだよね。


もう受験しなくて良いかも、と思ったんだけど。


あ〜第三志望と第四志望どうしよ……


ということで振り出しに戻る。



念のため、SAPIXの先生に聞いてみましたら


「長男くんの場合は、普通部は過去問との相性が悪いかもしれない。完全にAタイプですし」

「慶應は1日潰れちゃうんですよね、午前で終わらないから、他の学校の午後入試を受けに行くのは難しい」

「熱望しているわけじゃないのなら、併願校は慶應ではなく別な学校にして、午前午後で2校受けた方が絶対に有利。面接だの実技だのの準備に充てる時間を他の勉強に費やした方が…」


と、完全に

【悪いこと言わないからやめておけ】

的なアドバイスで。


全く以って先生の仰る通り。

ぐうの音もでない。


そして

自分が如何に無謀なことを言っていたのか

よぉ〜く分かりましたわ。


なんか…身の程知らずでスミマセン。


しかも、熱望第一志望校B中学には

長男の持ち偏差値が僅かに足りていない

ということを鑑みて

第三志望校、第四志望校は

SAPIXオープンで毎回80%が必ず付いているような安全圏内の学校にしたほうが

絶対に良いんですよね。

万が一、2月校全落ちなんてことにでもなったら

取り返しがつかないことになるし。


ということで


慶應は除外。

早稲田も除外。


ということになりました。


慶應ね〜、従兄たちの話を聞く限りでは

本当に素晴らしい学校で。

目指す価値は十二分にあると思います。



それと…

これは完全に余談なのですが


慶應普通部は

いにしえの頃に

私の兄が受けました。


その頃は慶應は一次試験(4科目ペーパー)と、二次試験(体育と音楽と面接だったかな?)

が別々な日取りになっていました。

一次試験が受かった受験生のみが、後日行われる二次試験に進む形。


兄は一次試験に受かりました。

これはほぼほぼ合格じゃないの?

と高を括っておりましたら

二次試験で不合格。


日能研の先生方からも

太鼓判を押されていたにも関わらず

まさかの不合格…。


慶應を熱望第一志望校にしていた兄は

それはそれは酷い荒れ様で。


合格祈願のダルマや塾でもらったトロフィー、これまで使っていたテキストなどを、大号泣しながら手当たり次第にぶん投げて。


家の中が空き巣が入ったみたいに

ぐちゃぐちゃになった。


ウン十年経った今でも忘れられない。


その兄の姿が脳裏に焼き付いているから

もしかしたら

長男にリベンジしてほしかったのかなぁ?


……と思わなくも無い。


でもそれは完全に間違ってますね。


中学受験はあくまでも子供の為のもの。

親の気持ちを満足させる為のものではありませんからね。



我が家の長男にとっては

慶應以上に行きたい学校があったということで。

自分の意志で決めたのだから

それはとっても良いことだと思うんです。

だって

実際に通うのは

私ではなく長男なわけですから。



まあそんなわけで

兄だけでなく、長男も

慶應にはことごとくご縁がありませんでしたが

まぁ、それはそれ。

兄は受かった学校に誇りを持って6年間通いましたし

長男は第二志望校であるA中学に、すっかり馴染んできました。


きっと私の兄がそうであるように

長男も

6年間目一杯楽しんで

自分の「母校」にしていくのだと思います。




 めちゃくちゃ頑丈な水筒。

活発すぎる男の子にオススメ。

 素敵なお弁当箱。子鉄くんに。

 

お弁当包むやつ。

 

レタスっぽい、おかず入れるやつ。

しっかりしていて使いやすいです。