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以前の記事で 


遥か昔に私自身が受験したことを書きました。

長男が受験することになって
改めて情報収集を始めたわけなのですが
ウン十年前に受験したことが、長男の受験に何かちょっとでも役立つことがあるんじゃないかと思っていたんです。

でも。

何の役にも立たなかった!!

屁の突っ張りにもならなかった!!

ってことで、今回はそのお話をちょっとだけ。


昔の中学受験は
ここまで熾烈な争いではなかったように思います。
5年生から塾に行くでも間に合ったし
私自身、日能研に入塾したのは6年生の夏期講習から。(それは完全にナメてる悪しき例です。くれぐれも真似しないでね)
入試問題も、今ほど難しくなかったんじゃないかな、最難関は別として。

それが、今は新4年生(3年生の2月)から入塾するのがスタンダードだし、受験用のカリキュラムもそこからスタート。
なんなら低学年から席を確保するために通塾開始するだとか、1年生になると同時に入室テストを受けるだとか。
なんだか激化してるんですよね。
中受人口も随分増加しているようですし。
私の頃よりも遥かに子供の数が減っているのだから、本来ならば易化するはずなのに、逆に難化しているってことは、やはり中受人口が増えているということなんですかね。
成功している学校がある一方で、経営難に陥っている学校もあり、学校としても生き残りに必死なようなので、
一部の人気校に集中していると見るべきなのでしょうかね。

ところで、
塾にしても、長男の通ったSAPIXも当時は無かったんですよね。
私の頃は首都圏では日能研がシェアの殆どを占めていた。
中学受験イコール日能研、みたいな。
代名詞的な存在だった記憶。
今は随分と選択肢も増えましたね。
大手塾ってこんなに色々あったかな?


それと、一番ビックリしたのが
学校が様変わりしていること。

長男が入塾してから、初めて聞いた名前の学校もありました。
私が受験を終えた後に新設された学校。渋々、渋幕って全然知らなかった。

名称変更した学校。
東京都市大学付属って、かつての武蔵工業大学付属(むさこう)ですよね。
都市大等々力は東横学園だった。

最近流行りみたいですが、
女子校を共学化して、国際系に特化した学校。
知らない名前の学校だなぁ、新しい学校かな?と思ったら
順心女子→広尾学園。
村田女子→広尾小石川。
戸板女子→三田国際。
偏差値もかなり上がって大成功している例ですよね。

名前は変わらなくても、洗足学園やサレジオ学院、攻玉社あたりは驚く程の偏差値爆上がり、進学実績も爆上がり。

反対に、かつては難関校だったのに下がってしまった学校もあったり。

ウン十年も経つと、完全に浦島太郎ですよ。


結局、自分の中の情報が全くアップデート出来ていなかったんですよね。
その数十年の間に中受界隈はかなりの変貌を遂げていた。
昔の常識は今の非常識、長男が受験するにあたってまずはそのアップデート作業から始まったもんで、それはそれで大変だった。
年を取ると頭も固くなりますからね。
自分の中の古い常識や固定観念をひっくり返すのって
思った以上に大変。

十年ひと昔と言いますが
今、幼稚園年中さんの末っ子が受験する頃にはまた同じように情報をアップデートしなきゃならないわけで。
そういう意味でも、年が離れた兄弟を持つ親ってのも大変ですな…。

中学受験は親の情報戦、との話もある位なので、弟たちの受験に備えて、浦島太郎化してしまわないようにしなくては。

てことで
特に何のオチも無い話でした。