こんにちは。
中学受験コンサルティングタカベルの高畑です。
新学期が本格始動しました。
教員時代は学級開き最初の3日間は「黄金の3日間」と言われ、大変気を張ったものです。
子どもが1年間で最も意欲的かつ素直なこの3日間で、ルール策定や確固たる所信表明をしないと、学級は荒れていくというものです。先生も子どもに値踏みをされている3日間。
全国の先生方には頭のさがる想いです。
我々も入社や転職の最初の1週間は、ほどよい緊張感と意欲に包まれた最もモチベーションの高い時期ですよね。
毎日が新鮮。新たなことをどんどんと吸収していかなければなりません。
それが慣れてくると次第に下降していき、成果や評価を得られるとまた向上していく。
人間とは子どもだろうが、大人だろうが全く同じなのです。
子どもも入塾や転塾のタイミングが最もテンション高く、慣れてくると次第に下降していく。
そして、褒められたり、成績が上向くと、またモチベーションが上がる。
でも、評価されなかったり、成績が低迷すると、モチベーションは下がる。
であるからこそ、モチベーション下降気味のお子さんには励ましと受容で接すること。
新たな目標を一緒に考え、伴走していくこと。
これに尽きます。
明日詳細な結果が返却されるかと思いますが、ピンチはチャンス。
ピンチの時こそ、適切な対応でお子さんに接してあげれば、それは翻って次なるテストへの大きなチャンスとなります。
さて、前々号に引き続き、テスト返却後の心構えをご説明いたします。
①まずは、正答率とお子さんの解答用紙の比較。
正答率60%以上の問題で間違えていた場合は、単元自体に課題がある可能性大。(ケアレスを除く)
→1週間の学習計画にそれを強化する専門日を落とし込みましょう。
正答率40%~59%以上(偏差値60を目指す場合)の問題で間違えていた場合は、問題用紙も検証。
→軽微なミスの場合は、軽微なミスを起こさない家庭学習を。
(例:式や線分図を省略しない。聞かれていることに線を引く、検算など)
→理解度不足の場合は、後述の直しノートを作成。
②直しノートを4科目4冊作成。
①の理解度不足に該当する問題のノートを作成。
→算数は1ページに1題。ノート上部に問題を貼り、下に正しい解法を。(筆算は別の紙に)
→国語は見開き上部に漢字と言葉の問題を貼り、見開き下部に正しい答えを。(語句や漢字の意味も確認するとなおよし)
※読解は書ききれないので、割愛します。
→理・社はリード文がある場合は、左ページにリード文と問題をはり、右ページに正しい答えを。
→理・社の内容正誤問題は、誤っている選択肢のどこが違うのかにも突っ込みを入れる。
例:8代将軍義満の跡継ぎをめぐって、応仁の乱が発生。→ ×義満→〇義政
③次回の目標と各科目家庭学習で意識することを1枚の紙にまとめ、机の前に貼っておく。
・よかったこと(各科目1つずつ)
・反省点(各科目2つずつ)
・上記反省点を改善するために家庭学習で取り組むべきこと
・次回の目標(各科目)
タカベルではコンサルティングメニューで上記振り返りを都度親御さんに行っています。
コーチングメニューではお子さんに直接働きかけをしています。
なぜなら、次のテストで良い成果をもたらす上でのヒントが解いたテストにはたくさん詰まっているから。
早速、お試しください。
※タカベルではこのたび、4・5年生向け大手塾先取りの「オンライン理数集団授業」をオープンしました。
4月21日(日)に無料体験授業を実施します。ご参加いただいた方には、4月27日(土)・28日(日)の組み分けテストについて、ご希望の科目1科目の分析レポートを作成し、お子さんだけの処方箋をお渡しします。
ご興味がありましたら、無料面談をお申し込みください。