残り100日のメッセージ

 

明日2022年10月24日(月)は2023年受験生にとって2月1日まで残り100日です。100という数字に特に意味はありませんが、気持ちを引き締める意味では良い日数でしょう。

 

毎年 中学受験生を間近で見ていますが、ここから100日の受験生は学力も精神力も成長していきます。

ただ、受験生本人にとっては当然はじめての中学受験ですので、入試が近づくにつれて大きくなるプレッシャーから、思いもよらない発言、行動があるかもしれません。親御さんはお子さんの体調のみならず感情の些細な変化にもサッと気付けるように、引き続き全力サポートしていってください。

また、事務面では受験校に関する出願手続きや注意事項も早めに確認しておきましょう。

 

さて、明日で残り100日。2年前の10月24日(土)、2021年受験生にとっての残り100日の日には以下のようなメッセージをPDFで担当生徒に送付しました。

2023年受験生の参考になればと思い、アップします。最後まで頑張ってください

 

↓↓↓ここから一昨年の残り100日メッセージ↓↓↓

6年生後期の勉強について

■今まで以上に1日1日、1問1問全力で

10月24日(土)、今日で2月1日入試まで残り100日となりました。今年も6年生を複数人受け持っていますが、第1志望校は男子は御三家&神奈川御三家、女子は御三家。全員が難関校を目指しています。このまま進めば何の心配もなく送り出せそうな子、五分五分で油断できない子、頑張っているが中々結果を出せていない子、まだ全然やっていない子など様々です。

ただ、全員やるべきことは変わりありません。今まで以上に1日1日、1問1問に全力で取り組むこと。正解・不正解いずれでも解説を熟読しているか1つ1つの式の意味をしっかりと理解しようとしているか俺から指示・指摘されていることを全てこなしているか何よりその1回で確実に自分のモノにするという気持ちで復習しているか各自確認してください。
 

勉強の成果は「質×量×集中力」の積み重ねで決まる。積み重ねなので、1日だけ頑張っても効果は出ない。御三家の算数の問題は1問1問、難度の高い問題が続きますが、立ち向かうことから逃げないでください。逃げた先に合格はありません。
日頃から伝えていますが、意志の強さに大人も子どもも関係ありません。意志とは成し遂げる力。合格が逃げようとしようが何しようが手繰り寄せる意志の強さを持ってください。また、意志の強さは「合格したい」と言った回数、声の大きさで決まるものではありません。声に出さずとも、意志の強さが伝わる「行動」を続けてください。

■ゴールまでの行動計画を立てよう

残り100日。仮に1日10時間勉強したとしても、1000時間。この1000時間をどの科目、どの分野に割り振るかで結果は変わってくる。2月1日(あるいは2月2日)の第1志望校に合格するためには、2月1日にどのような状態になっていなければならないのかその状態になるためには、日々どういった学習をしなければならないのかなど設定したゴール(合格)から逆算して、具体的な行動計画を立てましょう。考えた上で、分からなければ質問してください。(親とも相談してOK)

 

具体的な行動計画を立てる上でのポイントは、最終的なゴール(合格)の途中に小さなゴールを何個か設定しておくことです。(例:12月末までに四科合計で合格者最低点を上回る)
小さなゴールを設定しておく事で、万が一小さなゴールを達成できなかった場合に、その時点から最終的なゴールを達成するためにはどうすればいいか、軌道修正することができます。
基本的な戦略は、今まで通り「得意分野はさらに伸ばし、苦手分野は潰していく」でOKですが、しっかりと算数の演習時間を確保するようにしてください。理由は簡単で、算数が最も差がつき、合否を決める科目だからです。

 

後期の勉強は効率も重要

■メリハリをつけて、効率の良い学習を

前述の通り、残りの学習時間は決して多くない。そのため、学習の効率も意識しなければなりません。残り100日は明らかな難問を理解するために時間を掛けるのはナンセンスです。解説を読んで、その1問の理解に30分も40分も時間を掛ける前に、質問対象に回しましょう。その上で、こちらでその1問が理解すべき1問なのか、理解せずとも合否に影響がない1問なのか判断して、返答します。(ただ後述の通り、難問でもなく明らかな努力不足の場合は突き返します。)
 

■授業を待たずに質問しよう

質問がある場合は、次の授業を待つ前にメール/LINEで送ってください。(問題/解説/ノート/質問付箋セットで)
質問対象となる問題は、今まで通り「解説を熟読、自分なりに1つ1つの式を考えてみても、分からない問題」です。明らかに考え不足、努力不足の質問は突き返すこともあります。ただ、自分なりに考えてみても分からない問題は、送りましょう。俺を有効活用せよ。
 

プレッシャーに負けないために

■プレッシャーの正体

過去問演習や塾の志望校対策講座、合不合判定模試など「合否」という言葉がリアルになり、本番が近づくにつれて、中学受験生は必ず入試本番へのプレッシャーに襲われます
プレッシャーとは精神的な重圧ですが、その正体は何でしょうか
プレッシャーの正体は「不安」です。本当に受かるのか今のままで大丈夫なのかと感じ、いまいち自信を持てないときに、プレッシャーは襲ってきます。入試をしっかりと意識し、頑張っている子ほどプレッシャーを感じる時期は早いです。
プレッシャーを感じてきたら、「入試本番へのプレッシャーを感じるくらいには今まで頑張ってきている」と解釈し、まずはその時点の自分を認めてあげましょう。
プレッシャーを感じることは自然なことで、全く悪いことではありません。現状の成績や志望校のレベルは関係なく、誰しもプレッシャーに襲われます。普通の事です。
 

■プレッシャーに打ち勝つためには

プレッシャーを認め、そこからプレッシャーに打ち勝つにはどうすればいいか
プレッシャーの正体が「不安」である以上、打ち勝つには、さらに頑張り、不安を取り除くしかありません。自分に妥協せず、最後までやり抜くことが、プレッシャーに打ち勝つ唯一の方法です。
「誰が何と言おうと、俺(私)はやり抜いた」、第1志望校の受験日朝に自信を持って言えるような100日にしてください。自分も全力でサポートします。頑張ろう。

 

 

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