ども!

中学受験 算数専門のプロ家庭教師Kです。

 

本日は、「お子さんに説明させる意義・ポイント」について。

私自身も指導の際は、生徒が問題が解き終わった後に、「答えまでの流れ」の説明を求めることがあります。生徒自身が説明をすることで、考えが整理され、記憶の定着につながるとともに、様々なメリットが得られるからです。

 

説明時のポイントを理解し、

ぜひご家庭でも導入していただければと思いますウインク

2回に分けて、記載いたします。

 


 
【説明させるメリット】
 
まず、説明させるメリットは下記の3点となります。
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理解の確認
記憶の整理・定着
思考を言語化する能力を鍛える
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① 理解の確認
ヒントや解説無しで自力で解けたとしても、しっかりとその問題のポイントを理解しているとは限りません。
説明させることで、理解があいまいな部分を割り出すことができます。
 
② 記憶の整理・定着
過去記事(公式・解き方の丸暗記はやめよう)でも記載しましたが、算数は「理由⇒結果」という流れを何回もこなし、正答へたどり着きます。
余分な情報は排除し、正答までのストーリーを簡潔に説明させることで、記憶が整理され、より定着しやすくなります。
 
③ 思考を言語化する能力を鍛える
人間は自分の思考を言語化し、相手に伝える必要があります。ターゲットが理解できる言葉を使い、かつ分かりやすいストーリーで伝える能力は実社会で求められる能力のひとつです。
 
お子さんが自分自身で説明するのを繰り返すことで、自分の考えを平易な言葉で伝える能力が身につき、その説明は「自分の言葉を用いた簡潔な説明」にどんどん洗練されていきます。
簡潔な説明ができるようになれば、国語の記述力も間違いなく上がるでしょう。
 
 
【説明するときのポイント】
 
ちょっと言葉が悪いのですが、生徒に説明させるときは、
俺が馬鹿な奴だと思って、説明してくれニコニコ」と言っています。
要は誰が聞いても理解できるような説明となるよう考えなさい、という意味です。
 
説明するときのポイントは以下となります。
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① 出来る限り簡潔な流れ
② より平易な言葉を用いる
③ 外してはいけないポイントは入れる
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 ポイントが何回も出てきてややこしいですが、③のポイントは「問題を解くためのポイント」で、それ以外は説明する際のポイントとなりますウインク
 
「出来る限り簡潔」なので、正答までの流れを要約して説明する必要がありますが、解法のポイントとなる部分は当然削ってはいけません。誰が聞いても理解できるか、きちんとキーワードが入っているかを意識して、お子さんの説明を聞いてあげてください。
 
当然、解いた問題すべてを説明させている時間はないので、まずは自力で解けているが時間のかかっている問題、悩んでいたがヒントを出したら解けた問題などに絞って、お子さんに説明させてみてください!
 
実際の問題を用いて、もう少し具体的に説明いたします。
 
では!
 

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