ジャックとしながわ目黒こどもスクールの面接対策講座を受けた。以下、それぞれの感想を述べていく。

 

1.ジャックの場合

 

ジャックは、面接の重要性を説いていた。両親面接がある場合、子供の面接よりも、両親の面接の重要性が高い、重要性で言えば全体の5割以上あるのではないか、と話していた。とくに面接における父親の重要度が高いとの指摘だった。それには、私は納得だった。たとえば、私立小学校の場合、大学進学までを考えるとゆうに1千万円を超える学費をおさめることになる。ということは、私立学校側から見た場合、父親の財力だけで学費関連費用をまかなえるのが理想である。与信調査の意味を込めて、私立小学校は父親を念入りに調べるともいえる。

 

とはいえ、昨今、離婚も増えており、母親の財力が高いのは学校サイドからしたらリスクヘッジになるともいえる。ならばなおいっそう、両親の財力を把握するための与信調査的な面接は、是が非でも小学校サイドでは実施したいはずだ。

 

2.しながわ目黒こどもスクールの場合

 

他方、しながわ目黒こどもスクールは、面接の重要性を全体の5%と位置付けていた。むしろ、子供自身への能力を高めましょう、といった主張をされていた。この点は、しながわ目黒こどもスクールが国立小学校受験メインのカリキュラムをとっているのが影響しているともいえる。国立小学校には、親子面接がほぼないからともいえる。

 

気になったのは、今回の面接講座の最後には、夏期講習の宣伝にかなり力が入っていた点である。「結局、CMなのか」と夫婦でずっこけたのだった。国立小学校は、倍率30倍~50倍であり、そもそも強運がないと受からない。私立小学校対策がもっとも効率的かつ現実的な投資ともいえる。そもそも国立対策をどこまでやるのかは、私立受験へどれだけ入れ込むかに左右されるといえる。両親が安定した大企業に勤めているのであれば、私立小学校対策を優先度高めで重点的にすべきともいえる。

 

結論的に言えば、わが家は私立への投資の方が効率的と判断し、ジャックの夏期講習を追加。しながわ目黒の夏期講習は不要と考えている。