連日暑い日が続きますが皆様おかげん麗しゅうございますでしょうか。
私はといえば、そもそもが根っからの夏男のために多少の暑さは屁でもありませんが、これがまた汗っかきでね。「新陳代謝が良い」と言えば聞こえは良いけれど、自分でも汗臭くってたまらない。「臭い」を通り越して、もはや「スメル」と呼んでも良いくらい適度に汗臭い身体を夏に放り出しております。
さて、前回のブログでもお伝えしたように、最近は故郷に引っ込んでおりまして、週に三回祖父の病院に行き、合間に祖父や家のおつかいをこなし、平日には姪っ子が学校から帰ってきて私の部屋で勉強をしたりいたずらをしたりしております。
それはそれなりに充実はしているけれども、とにかくやたらと朝が早くなったよね。酒を呑む機会が減ったのと相まってついつい五時とかに目覚めてしまう。
かといって店屋もだいたい9時だとか10時だとかに開くもんだから、ぽっかり朝の時間を持て余して久々に読書やDVD鑑賞に時間を費やしているが、動き出したら結構忙しい。こんなに忙しい無職もこの近辺にはなかなか居ないだろうと思う。
そんな中で、祖父の病院の合間に雑用をこなすついでに日々乗り慣れない車を運転してあちこちへと出向く。こんなに本格的に故郷に密着するのも久方ぶりなので街の形があれこれ変わって居て地元で迷子になっていたりもする。
というのも、私の街は『ING(アイエヌジー)※現在進行形』で拡張中のホームタウンの為、見知らぬ道や店などが増殖している中で、ふと昔からある懐かしい風景に出会ったりすると安堵に近い気持ちになったりして。風景はすべからく思い出と密着していたりするので、息抜きのついでにしばしの感慨に浸ったりするのもなかなか悪くない。
先日、とある公園を通りすがった時にもあるエピソードを思い出して、すごくイイ気持ちになった。
それはね、こんな話。※下記参照のこと
昔、我々がまだ15〜16歳の頃、後輩たち(奴ら、13〜15歳くらいか?)が公園で飲み会をしていたんだってさ。
そしたら、酒の飲み方も知らないガキンチョたちだから、案の定急性アル中で一人倒れちゃった、と。(ガキンチョ共はそれを『急性アルコール中毒』だってことも解らないワケよ、若いから)かといって未成年、救急車も警察も呼べない。はてどうしたものか、と彼らは考えた。
そこでS.O.S.の電話受けて私の友人の一人がその公園に向かうなり、取り乱しもせずガキンチョ共に一声「お前ら、全員上っ張り(上着)を脱げ」と言ったんだと。
頭の中にハテナマークが浮かんだままの後輩たちも泰然毅然としているその一声に上っ張りを脱ぎますわな。
そんで、次に一言「その上着をソイツ(急性アル中で倒れた人)にかけろ」、と。後輩たちも藁をもすがる思いで一枚一枚一張羅の上着を倒れた彼に被せていく。
そして最後に「誰かジッポのオイル持ってるだろ。この上にかけて、火ィ着けろ」といった友人に、意を決した後輩の一人が「でも○○さん、コイツ酒飲んで倒れたんです!火着けて治るんですか!?」とさすがに疑問を呈したところ、友人は毅然とした態度でこう言ったんだとさ。
「いや、焼け死ぬ前に起きるだろ」
まぁ、私の故郷はこんなイイ話が日常茶飯でしてね、退屈な街ではあるけれど、見方によってはなかなか退屈しない日常を送れたりもするもので。
そんなことを思い出して心地よい気持ちに浸っている平日の午後なのであります。
【Yeah!めっちゃホリディ】
