びっくりした。

声上げて泣いて、戻しそうになって。

そんなにも嫌だったんだ。

自分で自分にびっくりした。

具合が悪いのもあるんだろう。

そうじゃなきゃ、信じられない。




ぐるぐるぐるぐる。

考えすぎて。熱で。酔っただけだよね。





そうじゃないならもう本当に無理だ。

そこまで依存してるなら本当にもう二度と行くべきじゃない。

だれか線の引き方を教えて。

心のどこかでどろどろ渦巻く汚い気持ちを消させて。

それが出来ないならわたしを生まれ変わらせてください。

骨を砕かれても身を裂かれても構わないから。

ライブに行くと、好きだと思い知らされる。

あの目も口も鼻も声もどれをとっても好きだと思う。

ずっとずっと追っていた相手なんだから当然といえば当然なんだけど。

ただ、何か違う。

やっぱり好きなんだけど、恋い焦がれるのは手の届かない彼で。

手が届いたとても男の人な彼に恋い焦がれているわけではなくて。

呼び出せば触れられる彼は、また、別物。

まったく同じ顔をしていても、声も話し方もまったく同じでも、

それでも彼は、彼ではないんです。





理解しがたいよね。





遠くから彼を見るわたしは、今でも彼に恋い焦がれているんです。

わたしは案外、器用に生きているのかもしれません。