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袋小路の抜け出し方

 

「短歌研究」2024年1月号

「ペア自歌合・豪華8組競選」で小島ゆかりさんとお互いの歌を読み合いました。小島さんのファンなので光栄です。少ない字数で読み解くにはあまりに歌が良すぎたのですが、がんばって書きました。小島さんによる私の歌の評もすばらしいです。ぜひお読みください。

西行の自歌合については10月の歌会のときに矢澤さんが紹介してくださって、その直後にこちらの企画の依頼をいただいて、あまりのタイミングにびっくりしました。矢澤さんはやはりテレパシーの使い手なのですね。

 

 

「短歌」2024年1月号

「新春146歌人大競詠」に「花時計」7首と短いエッセイを書きました。

この号の時評で岡崎裕美子さんが村上きわみさんの訃報についてお書きになっていますが、「花時計」はきわみさんのことを思いながら書いた7首です。

 

「わたし、無駄って大好き」さらさら笹の丘さらさら人を隠してしまって

 

一面枯れた色の笹の丘を見ながらこう言っていたきわみさん。そのときのわたしは「無駄」が好きということの意味がわからなかった。今はちょっとだけわかるような気がするけれど、やっぱりまだわからないとも思う。いつかわかるときがくるのだろうか。