【浦安市の公立小中でオンライン授業を】

コロナ禍で学校はじめ、家族全員のすべての習い事も休みとなる中、
娘の歌の先生から「オンラインでどこまで出来るか試してみていいですか?テストに付き合って」との申し出が。

喜んで!と、約束の時間にPCの前に立ち、FaceTimeだLINEのビデオ通話だSkypeだzoomだと色々な媒体につないで、タイムラグの具合など、どれが一番歌のレッスンに適しているか探りました。



また別の日には、私のゴスペルの先生から「明日の○時に伴奏を弾くから、みんなは動画に合わせてそれぞれの場所で歌う、という試みをやってみようと思う」という提案が。

生配信の間、みんなからのコメントが流れ、ここでも実際に会えなくても繋がれている感覚に感動しました。


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今回のこのコロナエフェクトは、明らかに人々の行動を変え、私たちは今時代の大きな転換点にいるのだと思います。

リモートワークやEdTechの推進は、むしろこうやって強制的な環境にならないと進まなかったのではないでしょうか。

浦安市は新学期を4月7日からとしていますが、東京都立が休校をGWまで延ばしたことなどから見ても7日からのスタートは難しいものと思います。
仮に再開されたとしても、今後この感染症がどのような広がりを見せるかわからない中、公立校でのオンライン授業体制を早急に進めるべきだと考えます。

これまで決して先進的とは言い難かった浦安市公立校の教育ICT化を、これを機に学校側・生徒側ともに進めるべく、教育に携わる職種の人達にアイデアをもらいながらその方策を考えているところです。


課題としては、
⑴自宅に端末やWi-Fi環境がない児童への教育の公平性をどう担保するか、
⑵PC操作やタイピングが未成熟な低学年への対応、
⑶特別支援級の児童への対応、
が考えられます(他にもあるけどざっくり)。

⑴に関しては、今Googleが遠隔学習支援プログラム(https://edu.google.com/intl/ja/distance-learning/?modal_active=none)というのを打ち出しており、
うまく行けばChromebookを無償貸出してもらえるとのこと。

Wi-Fiに関しては、政府が小中学生がいる低所得世帯でインターネット環境がない全ての家庭を対象にモバイルルーターを貸与する方針らしいけど、それだと通信費の問題が残るから、それよりも学校にWi-Fi環境を整えて、自宅で出来ない児童は学校で行えるようにすれば、教育機会の公平性は保たれるのではと思案。
総務省が、新たに光ファイバー回線を整備する自治体に2/3の補助金を出すことが今日決まったようだし。

ZOOMを使って双方向のやり取り、連絡事項はGoogle classroomを使うのもいいと思います。

振り返りが出来る様に録画機能も活用すれば生授業では得られないメリットも。

もちろん細々とした問題は出てくるだろうけど、それを言っていては先に進まない。

この休校期間をいかに生産的に過ごすかが家庭任せになって差異が出てしまっている中、学習の遅れ、生活習慣の乱れをオンライン授業で解消できればと真剣に考えています。


報道にある通り、アメリカでは今回のコロナ休校でオンライン授業が一斉に行われ音楽や体育までカバーしているらしいし(ただ、やはり上記⑴、⑵、⑶のような課題はあるようですが)、既に浦安市の公立校ではスクールエンジンを使ってタブレット学習に多少なりとも慣れてる状況もあるし、今がその時❗️

学校教育が充実していないことは社会の衰退につながります。

浦安市の子ども達にハリのある生活環境を提供できるように、どんな形が最善か考えます❗️

ご意見・情報あればお寄せください。