すっかりご無沙汰しておりました。

プライベートで色々あり

バタバタしておりました。

まだバタバタは続きそうですが

航空会社からの結果だけでも掲載しておきたいと思います。


こちらから、書類を送り待つこと1週間ほど

航空会社から1通の書面が届きました。

何か分厚いぞ??


とりあえず手紙を読んでみる。


全部書き写すのは面倒なので要点だけまとめると


・通常は国際運送約款および車内規定の範囲での補償となるので

 手荷物遅延の場合は、現地での日用品購入分の一部負担となるが

 今回は事情を踏まえて全額支払う


・スケジュールの変更や精神的苦痛等の間接的損害に関しては

 国際運送約款および規定にて制限されているので

 航空会社での補償は出来ないが、

 今回の件に関しては、違った形でお詫びをさせていただきたい。

 同封したものは、こちらからの気持ちですのでご笑納ください。

 (それで、封筒が分厚かったのか)


申請した金額の全額と最初に抗議文を送った際の郵送費を

合わせた金額を振り込んでくれるそう。

そうなると、イタリアから国際電話をあちこちにかけまくった

通信費も請求すればよかったかな

という考えが頭をよぎりましたが

全額支払ってもらった上に「お詫びの気持ち」まで

頂いたのでここはこれ以上何も言わないことにしました。


支払ってもらったお金がいくらだったのか

「お詫びの気持ち」が何だったのかは

その金額や内容が重要なわけではないので

ここでは触れるのは辞めておきます。


当初の目的である

・経緯を詳細にレポートして提出してもらうこと

・日用品を買った分は全額補償してもらうこと

という二点はこれで達成できました。

ここが最低ラインで、

プラス「お詫びの気持ち」もあったのですから

ここが落としどころだなと判断しました。


イタリアで大変だった想い出は

多分一生忘れないし

納得できないといえば

納得できないことはまだまだあるけど

これ以上の戦いはやっても仕方ないなと思いました。


大変だったことはたくさんあったけど

楽しい想い出もたくさんあるので。

あんな旅行にならなければ

話さなかったイタリア人ともたくさん話をしたし

色々勉強になったこともあるし

いつか又、イタリアにリベンジに来てやろう

という気持ちになったし

これはこれでよかったんだと

心に納められるようになった今の時点で

この話は終わりにしようと

この結果を受け入れることにしました。


こうして、2ヶ月に渡る長い戦いを終えました。


そんなこんなで、補償に向けて書類作成。

とはいえ、大したことはありません。


航空会社から、送られてきていた

フォーマットに従って住所や名前なんかを

記入していくだけです。

後は、言われていた通り

「荷物は二人分でした」

というのをしっかり記載しただけです。

(これでたぶん、補償額の上限が違ってくるんだろうな)


それと、ミラノの空港で

荷物が無いで~と申請した際に貰ったレポート(原本)と

イタリア滞在中に買った日用品のレシート(原本)を

用意する。


レシートは大きさも様々だし

そんなに大きい紙ではない。

このままバラバラ封筒に入れて

「そんなレシート入っていませんでしたよ」

と紛失されても文句の言い様もない。


そこで適当な紙にレシートを全て貼り付けて

番号を付けておいた。


原本送るのは又「行き違い」とかがあった時に

めんどくさそうだから嫌だなと思ったんですが

原本を送らないと補償出来なさそうだったので仕方ない。

ここは航空会社を信用するしかない。


これらの提出書類をすべてコピーを取り

これまた返信用封筒が入っていたので、それで返送。


・・・うーん、別に郵便局を信頼していない訳じゃないんだけど

ここで普通郵便ってどうなんかなぁとちょっと思いましたけどね。

こちらとしては、レシートの原本を送る訳ですよ。

そりゃ普段の生活している分には大したことないものですけど

今回は、買いたくもなかったもののお金が返ってくるかどうか

という重要な役割を果たす紙なんです。

それを普通郵便とかで送って郵便事故なんてあった日には

まためんどくさいよなぁ・・・。

と思いつつも、コピーもとったし

この航空会社のためにこれ以上数百円でも

お金払うのは嫌だなと思ってそのまま郵送。


ちなみに、こちらからこの航空会社への最初の抗議文は

「配達記録」で送っています。

だって、確実についてくれないと困るから。


この航空会社そういうところでも

気が効いていないというかなんというか・・・。

ざっと航空会社からの回答は

前回までの記事に書いたとおりなんですが

やはりというか、送って頂いたレポートの

最後に補償の件にも触れていました。


まぁこの件をスルーされても困りますけど(笑)

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この度の経緯の中で、各々の空港、部署において数々の行き違いが生じ、

十分な対応がなされませんでした事、深くお詫び申し上げます。

どこかの時点において違った対応がなされていれば

ご旅行中にお荷物をお届け出来たのではないかと思うと共に、

○○様にご迷惑をおかけする結果となりました事は

私どもといたしましても大変遺憾に存じます。

大切な新婚旅行であるにもかかわらず、

慣れない土地での荷物が届かない事での不便やご心配を

お察しいたしますと、

申し訳ない気持ちで一杯でございます。

今後出来るだけのことをさせて頂きたいと存じます。


つきましては、恐縮ではございますが補償の説明をさせていただきたく存じます。

既に弊社○○の方から書類をお送りしているかと存じますが、

現地にてご購入になられました日用品のレシート原本共に

弊社宛にお送り頂ければ幸いでございます。

ご指摘いただきました書類上の「精神的苦痛」に関わる記載に関しまして、

昨今では様々な手荷物遅延が発生しており、

航空会社の補償範囲が運送約款にて制限されている都合上

記載してあります事、何とぞご容赦いただきますようお願い申し上げます。

私どもといたしましてはこの度の件、

○○様のご事情もふまえた上で善処させて頂きたいと思っております。

書類とレシートをお送り頂きますよう、

重ねましてお願い申し上げます。


なお、一つだけ確認させて頂きたいことがございます。

お預け荷物は、お二人様で1個でございましたでしょうか?

その旨を書類にご記入いただければ幸いでございます。

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「精神的苦痛」に関しては

補償の書類に書いてあるのが不愉快だと言ったのではなく

「精神的苦痛に関しては免責」だとしても

誠意のない対応をするのはひどい

と言いたかっただけなんですがね。

別に慰謝料を請求するつもりもありませんでしたし。


で、「善処」って・・・(笑)

それだと、どうしてくれるんかよくわからんし。


補償に関する書類は

まだ出さないでおこうかとも一瞬考えましたが

これ以上の情報も出てこない(出さない)だろうし

それよりかれこれ1か月ほどやり取りをして

本当に心から疲れきってしまい

早く終わらせたいという気持ちが強くなってきました。


航空会社にしても早く終わらせたいでしょう。

こじれて訴えられてもややこしいですし。

でも、個人レベルで交渉したから不利に持っていかれても悔しいです。


ここまでやったんだからと自分に言い聞かせ

レポートはこれで納得することにして

次は補償の方の交渉にとりかかる事にしました。