大学いも ー千葉屋
入谷方面からの言問通りを直進し千束通りの先、左手にシンプルな看板の千葉屋がある。谷中からの帰路、車窓から混み具合を見て路肩に停め400gを買い求めるのが常だ。大学いもと言えば千葉屋に限る。
こころ旅 ー山口
私にとって山口の心の風景は、某市の事業所で研修を受けた際の不思議な思い出である。初秋の頃に一人で山口宇部空港に降り立ちタクシーで某市を目指した。一週間の研修中、ある日の担当者は普段立ち入らない古い木造建屋に案内してくれ、今は使われていない機械設備を見せてくれた。その機械は何とも表現出来ない不思議な形状をしており、テレビでも取り上げられたことがあるという話だった。それが動いていたのは相当前のことだろうことは容易に想像出来たが、何故今でも置かれたままになっているのか疑問に思ったものだ。
もう一つは、訳あってその当時としては高価な萩焼の抹茶茶碗を購入し、それをレンタル自転車のカゴに入れて萩市内を散策した時の思い出である。誰が"運び屋"をやるか話し合ったところ私が選ばれ、割れては元も子もないので慎重に自転車のペダルをこいだが、萩市内の風景よりも目の前のカゴばかりが気になった。まぁ何事にも役回りがあるのだ。なお、外木箱の底面に購入額の1.5倍程の金額を書き留めたのは御愛嬌である。

