ソゴルのブログ
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

俳優イアン・ホルム氏を偲んで。

今年6月、イギリスの俳優イアン・ホルム氏が88歳で亡くなった。

 

映画「エイリアン」(第1作目)ではアンドロイドのアッシュ役を、「フィフス・エレメント」ではコーネリアス神父役を、「ロード・オブ・ザ・リング」では主人公フロドの養父ビルボ・バギンズ役を演じた“Sir”の称号を授与された俳優で、これら以外にも多くの映画等に出演している。

 

今日、1997年にカンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞した「スイート ヒアアフター」を改めて観た。イアン・ホルムは弁護士役で、また「死ぬまでにしたい10のこと」で主演した若き日のサラ・ポーリーが重要な少女役で出演していた。

 

映画「スイート ヒアアフター」(原作ラッセル・バンクス)。

14人の幼い命が犠牲となったスクールバス死傷事故。雪深い小さな田舎町にイアン・ホルム演じる弁護士が現れ、彼は事故原因を車体やメンテナンス不良とすべく、バス運転手および被害者家族に関わっていくのだが、サラ・ポーリー演じる被害少女の言動で訴訟は断念せざるを得なくなる。バス運転手は自己の過失となったことで、町を去り都会で新たな人生を送る。

 

事故で失われた命は戻らず、関わった者の後悔、悲しみ、憎しみが癒えることはないのだろうが、それぞれの人生、心情には時の経過とともに変化が生じていく。加害者は事故原因を他責とせずに罪を償うことで安堵し、被害者および家族は少しずつ亡くなった人との距離を置いて生きていくことに。

 

映画も良いが、原作翻訳本「この世を離れて」は読む価値有り。

 

 

#エイリアン

#フィフス_エレメント

#ロード_オブ_ザ_リング

#スイート_ヒアアフター

 

映画に愛をこめて

 

戸定邸_春には桜も…

松戸の戸定が丘歴史公園へ。

 

此処は徳川慶喜の弟・昭武が建てた戸定邸の敷地が公園として公開されており、ちょうど紅葉が見頃で、多くの人が訪れていた。

冬晴れの日、公園の西側からは富士山が望めたが、ビルや鉄塔によって先人が見たであろう景色ではなかった。

 

春には公園内の桜も見事で、昭武は私費で“桜を見る会”を催したことだろう。

 

 

 

 

 

冬の夢

久し振りに夢を見た。

 

見慣れない路地を抜け右に曲がると、女性数人に出迎えられて一軒家へ入る。其処は飲み屋なのか酒屋なのか、1階には酒瓶がずらっと並んでいた。靴を脱ぎ土間から広い階段を2階に上がると大勢の見知らぬ人が語らっており、小中学校時代の同級生A君の家だと判る。しかし彼はおらず、そこで目が覚めた。

 

A君と最後に会ったのは二十歳前のことで、夏の頃の夜だった。銭湯の街灯の下、笑った彼の口元には前歯が無く、やんちゃしている様子が窺えた。高校一年の時に中学校の同級生との間に生まれた子供だろうか、彼の傍らには男の子がいた。

 

小学校の時に何度か遊びに行った彼の実家は随分前に無くなり、跡地にはマンションが、そのすぐ横には巨大な塔が建っている。

 

 

 

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>