10月5日は【レモンの日】だったんだ。
1938(昭和13)年、高村光太郎の妻、智恵子が亡くなる数時間前にレモンをかじる姿をうたった「レモン哀歌」にちなみ定めた記念日だそうだ。「智恵子抄」に収められ、大きな反響を呼んだそうだ。
私はこの頃、親の老いを噛みしめている。色々思う、、けど、やっぱり最後まで笑い合っていたいなぁ。
「楽しかったよ、色々あったけど。全部楽しかったよ。ありがとう。」ってレモンを齧りながら、顔をシュパシュパにしながら、私もきっと笑って言うよ。
その時がきたら。
人生を楽しんで生きるって時としてすごく難しい。
でも必ず幸せに向かっているのだから安心して進んで行こうって自分にも人にも、知ったような口を利く私。だけどしかし、あれだね。気がついたら人生ってのは幸せに向かって歩んでいることがつまり『幸せ』ってことだね。
十字屋珈琲焙煎店
店主