韓国映画、
『権力に告ぐ』2019年
を観ました。
ソウル地検のヤン・ミニョク検事(チョ・ジヌン)は、
自殺した女性からセクハラされたと遺書で告発され、
停職処分になってしまいます。
身に覚えのないミニョクは独自で調査し、
自殺ではなく他殺の可能性があることを突き止めるのですが、
死亡した女性は大韓銀行の職員であり、
同銀行の売却に関わっていたことが判明し、
ミニョクは、
この事件の裏側にある陰謀に直面することに…
強引でタフなミニョク検事が、
自分の汚名をそそぐために事件を追っていきます。
そして、事件を追っていくうちに、
ある投資会社が、
大韓銀行を買収した事件と関連があるのでは…
と、疑いを持ち始めます。
そんな中、大韓銀行側の弁護士、
キム・ナリ弁護士(イ・ハニ)と出会います。
ナリ弁護士は大韓銀行側だけど、
ミニョク検事に協力。
銀行の買収に不正があったかを知りたいらしい…
って、
ナリ弁護士、かっこい~い
と、思ったのに…
あらま、
最後は、そうしたか…
愕然とする、ヤン検事。
その志しは、ナリ弁護士には届かなかったのか
こうなりゃ、ヤン検事。
これで、スカッと
いやいや、そうはならなかったみたいです
この映画は、
2003年にアメリカ系ファンドのローンスターが
韓国外換銀行を安値で買収した後、
売却で多額の利益を得たことで
論争を巻き起こした事件を元に映画化されたそうで、
いまだに終結していない実話が元になっているので、
なんともかんとも…
政治やお金の話は難しいし、
ヤン検事は、なかなか強引なので、
最初は、ちょっと引いたけど、
あれだけ強引じゃないと
検察や国家の不正を暴けないのかもね…
と、ヤン検事を応援しながら観終えました。
この映画は☆、3つ(最高5つ)かな…
☆☆☆
映画を観るにあたって、
どの映画を観るかの決め手は、おすすめ度。
おすすめ度の高い映画は、
観ようかな…って気になります。
そんな中、最近、よ~く登場するのが、
チョ・ジヌンさん。
彼の出演する作品が素晴らしいのか、
彼の演技が素晴らしいのか、どちらでしょうね
そこは、両方ってことで…