名君と天才科学者のお話です。
韓国映画、
『世宗大王 星を追う者たち』2019年
を観ました。
朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。
第4代王・世宗(ハン・ソッキュ)は、
奴婢の身分だったチャン・ヨンシル(チェ・ミンシク)の
優れた才能を認め、武官に任命します。
豊富な科学知識と高い技術を持つヨンシルは、
「水時計」や、
「天体観測機器」を次々に発明。
そして、
「明の従属国という立場から脱し、朝鮮の自立を成し遂げたい」
という夢を持つ世宗も、
朝鮮独自の文字であるハングルを創ろうとしていました。
しかし、
朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、
密かに二人を引き離そうとします。
そして、事件は起こります
ある日のこと、
世宗を乗せた輿が大破する大事故が発生。
明らかに細工をされた痕跡が…
この事故で
輿の制作責任者であるヨンシルに疑いの目が…
まさか、ヨンシルが細工をしたのか
2人は身分の差を超え、
特別な絆を結んでいたはず…
世宗と奴婢の身分だったヨンシルとが、
寝転んで、一緒に星を眺めるなんて、
ありえ~へん
障子に穴を開けて、星空に見立てるなんて、
ヨンシル、素晴らしい発想やないの~
身分を超え、
そんな絆で結ばれてたはずの世宗に対し、
ヨンシルが謀反を企てる
終わってみれば、
ヨンシル、王を守ったのね…
でした。
この映画は、☆、3つ半(最高5つ)かな…
☆☆☆☆
この映画のタイトルを見た時、
時代を変えようとした世宗大王のお話かと思ったら、
“ヨンシルとの友情”を描いたお話でした。
世宗大王のドラマは、
たくさんありますね。
『根の深い木』でも、ハン・ソッキュさんが、
世宗でした。
『大王世宗』では、キム・サンギョンさん、
『チャン・ヨンシル』でも、
世宗は、キム・サンギョンさんでした。
意表をついたのが、
王様の恋がメインの、『ポンダンポンダン』では、
ユン・ドゥジュンくんが世宗
それぞれの世宗、
それぞれに面白かったです。
ハングルを作り出したことで知られる世宗大王。
これからも、まだまだ、世宗を扱ったドラマや映画は、
作られていくんでしょうね。