目に青葉 山時鳥 初鰹《読書》声に出して読みたい日本語6:齋藤孝 | 整理収納&カルトナージュ*市川ジュイエ 暮らしの素敵なエッセンス

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整理収納アドバイザー&カルトナージュ講師の市川*ジュイエ 豊島キョウ子です。お片付けや手作りで【自分の家を自分のお城に】をコンセプトに、自分を満たせる人を増やす!がミッション。自宅サロンは築25年の狭小建売住宅@千葉県市川市。パリのマダムの家を片付けるのが夢♡

昨日は二十四節気の小満でしたね。

小満とは
「草木が成長して天地に満ち始める頃」
という意味だそうで、

狭い我が家の庭も草木が成長し、
昨年植えた草花も次々開花
しています。


カンパニュラ


クレマチス


カンパニュラ


二十四節気というのは
時の移ろいを気の流れとして
見ていくこと。<略>

太陽暦だった古代中国で
生みだされたものだそうで、

中国の黄河流域の気候に基づく
が、日本の季節の変化を示す
のにも便利


とあるのは↓



5月8冊目に読んだ

声に出して読みたい日本語
人生を祝祭にする言葉



ちょうど小満の時期に
よく見聞きする

目に青葉 山時鳥 初鰹

という句も載っていて、
もちろんこの句は知っていましたが
作者の名前は私の記憶になくあせる

山口素堂、というそうで
松尾芭蕉と同門だそうです。


この時期、娘の家に行けば聞けるホーホケキョ

この句が、なぜこんなにまで
愛されているのか。<略>

江戸の人が初鰹に寄せた愛着が
すごかったので、初鰹を食べること、
舌であじわうことの喜びを人生の
祝祭にした<略>

目を喜ばせすものとして
《新緑の若葉》があって
耳には《山ホトトギス》があって
最後に舌、味覚として《初鰹》

という風に、五感を順々に
喜ばせるものをあげていった
ところに、この句のうまさがある


と著者は言います。

時代は変わっても、
目、耳、舌と五感を喜ばせる
五感に訴える句だから、
受け継がれてきたんですね。


撮影:2022年5月5日

本には老子の言葉や
湯川秀樹の和歌、
ひなまつりや鯉のぼり
などの日本の童謡のほか、

落語、詩、漢詩、民謡、
狂言、和歌、そして
ユーミンの春よ、来い
などもあり、
著者の見識の広さに
感服するばかり。



市川にある珈琲倶楽部で読書中、
美輪明宏さんのヨイトマケの唄
が出てきて



泣いてもうたえーん



漢文とか古典とか苦手だけど、
フリガナがふってあるので
読めました。

見識を広めたい方にも
おススメです。
 
 
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千葉県市川市の小さな家で、フランスの手工芸《カルトナージュレッスン》 と《ルームツアー(自宅収納見学)》を、出張で《お片付けサポート》を行ってます
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