そろそろ今年のオンライン出願が始まったみたいですね!

皆さんがんばってください!と思うのですが、1点、今日ランチしたコロンビアの方々と話していて、ブログに書き忘れたことが。。。

パソコン、英語OSを持ってない人はできれば買ったほうがいいですピカチュウ!!

Amazonで買えば、ToshibaのSatelliteも500ドルくらいで買えると思います。
(私はToshiba Satelliteの一番大きいのを買いました)

この500ドルをどう取るか?ですが、きらりピカチュウとしては、500ドルケチって、会場で誤作動を起こし、パニックしそうになったり、最悪、途中で紙と鉛筆に切り替える、というのはもったいないと思って、なけなしのお金で買いました。

(そもそも学校のExamでもうまく作動せず、回答をWebにUpできなかったので、毎回USBに入れてましたDASH!

Barで使用するExam Soft(試験専用のソフトウェア、起動している間は他のアプリケーションが使えなくなる)の誤作動は、時たま起こります

実は、きらりピカチュウの身近にもこれで涙を飲んだ方がいらっしゃります!!

たとえ学校の試験でExam Softがうまく機能していたとしても、バージョンが、NY Barのものと一緒かわかりませんし、そもそもExam Softは英語OSかつ一定の機能を満たしているもの以外、メーカーの動作保証はありませんので、もし誤作動が起きても、「It's your fault」(おしまい)ですショック!
(確かMac OSへの保証は無かったような気がします)

絶対受かりたい!という方で、お持ちでない方は、できれば買ったほうがいいと思います。

もちろん、リスクをとる方もいらっしゃると思いますが目、毎年日本人受験者でPCトラブルは発生してますので、それを考慮いただければ。。。あせる

きらりピカチュウ 「そういえば、おでんさんおでんくんの英語PCはどこへ?」

おでんさんおでんくん 「もう使わないから、後輩にあげた

きらりピカチュウ 「そうですか (あげちゃったんだ。。。売ればよかったのに。。。)」
毎年、三井さんのご支援で、うちの研究所が主催している「三井シンポジウム」、今年のテーマは、「Entreprenership in Japan」でした流れ星

私の指導教授(?いや!だ)でもあるヒュー・パトリック教授がこの企画を練っているときに話したのですが、「楽天の三木谷社長お呼びするとかおもしろいですねー(笑)」といったところ、「昔は時々コロンビアに来ていたのだが、もう忙しすぎて無理だろう」とまじで返されてびびりました。

ゲストは、Ernest Higa氏(ドミノピザ日本を創業)、井無田敦氏(RISA パートナーズ創業者)、西山浩平氏(Elephant design創業者)でした。

それぞれの会社のHPはこちら。

Higaさんはドミノ後、自分の会社を立ち上げ。
http://www.higa-int.jp/aboutus/english.html

RISA
http://www.risa-p.com/

Elephant Design
http://www.elephant-design.com/


コーディネーターはB-SchoolのLow教授。

とりあえず、ここで想定されているEntrepreneushipというのは、某日経系の雑誌であおっている「脱サラ独立開業フランチャイズ」とかではなく、「日本、いや世界を変えてやろう」という野心あふれるベンチャー企業のことをフォーカスしたいと思います。

難しい話は私の尊敬する先輩であられるNoritayaさんがたくさん書いてるのでそっちをみてください(笑)

http://saigoudon.exblog.jp/14123661/

政府の支援ってのはわりとあるんだと思います。しかしながら、政府の支援がベンチャー支援だけでなく、上述の「脱サラ独立開業フランチャイズ」的な自営業までも一緒くたにターゲットにしちゃってるような気がいたします。経産省にごまするわけではないですが、パネリストもこれは否定してませんでした。

ただ、パネルで明確な言及は無かったもので、個人的に制度的に足りないなぁと思うのは、破産と人材のところでしょうか。

破産:

アメリカでは、弁護士が「上手な破産の仕方」を堂々とレクチャーしたりして(弁護士業をしてない私のところでも案内が来るくらい)、事業が傾いたときに、どうやってうまくWind upするかということに関する議論が進んでいるように思います。法的にも、金融的にも。
「日本は失敗に辛い」といってますが、こちらだって、「一度失敗したやつはまたやらかすかも」と思われるのは至極当然なので、そこはそんなに違わないかと。
ただ、「もう一度失敗するかもしれない」ので高い利率でお金を貸すということになるので、こちら的な合理的な発想だと思います。

なお、日本だと、民事再生だろうが、破産だろうが、創業者の社会的信用は失墜し、直接金融ではなく間接金融による資金調達がメインの日本では、再起をかけてもお金がそもそもないという事態になりかねません。
創業者自身も、親戚縁者が手を差し伸べてくれでもしない限り、悲惨なことになるかと思われます。
一度保証でブラックに載ってしまうと、間接金融では車のローンすらままならない、と。

人材:

パネリストも指摘してましたが、人材の流動化が進んでないので、独善的になりがちな起業家をコントロールする参謀やサポートする親衛隊が集まりにくいです。こちらは、転職を通じてキャリアアップする文化なので、同業種で、かつ自分のキャリアアップにつながりそうなら手伝うと言う選択肢はとりえますが、日本は、「就社」するので、一度会社をやめて、ベンチャーの手伝いして、だめだったら戻る、成功したらラッキーだね、という発想にはならないのだと思います。

発想は過激ですが、解雇規制を緩めて、人材の流動化をするくらいのショックが必要なのかと思います。アメリカ的な「明日から来なくていいよ」が浸透することの是非はありますが、それくらいしないと、「新卒生え抜き温室育ちなひ弱エリート」たちの目は覚めないと思います。

ちなみに。。。

ちなみに日本にエンジェルがいない、といわれますが、それは、「漫画みたいな大富豪お金」がいない日本では致し方ないのかと思います。財閥も解体され、大規模にやってるオーナー社長というのも結構少ないので(森ビルとか一部のみ)、いたしかたないかと。(日本の大企業の社長さんの年収ってせいぜい数億でしょうし。)

最後ですが、一番印象に残ったのは、RISAの井無田社長の、「起業することはFunなのだ」という発言です星。何度か繰り返されてましたが、「自分で会社をお越し、人を集め、経営し、挑戦するのは楽しい、だから起業しよう!」というメッセージは「甘いぞ、おら」とか、「おまえ成功したからそんなこといえるんとちゃうんか」という議論を呼び起こしそうですが、非常にEncouragingでした。



苦労話をするのももちろん大事ですが、起業家の「起業は楽しい!」というメッセージがどんどん伝わるといいなと思いました。

(Twitterである方がおっしゃってましたが、「自分の配偶者や親からとめられるようならやめろ。身近な人すら説得できないビジネスモデルなど必ず失敗する」と。これは納得。)

ちなみに、「ザ・サラリーマン」なきらりピカチュウはどうするんだ?というのがあります。

それはまたおいおいアップ
なんとなく気が向いたので、タイのNCCC(National Anti-Corruption Commission、タイ王国国家汚職防止委員会)のコミッショナーMedhi Krongkaew氏の講演会にいってきました。

いちいちこういうセミナーの内容を最近書かなくなってきちゃったのですが、今回はせっかくなので。。。ピカチュウ音譜


↓このリンク
http://www.nccc.thaigov.net/nccc/en/main_eng.php

ひじょーーーーに、スペシフィック(タイかつ汚職)ということで、参加者が少ないだろうなぁとおもっていったら、本当に少なかったです。。。。汗

タイ政府から派遣されているとおぼしきかたの参加が印象的でした。(一番前のほうに座っていたのはおそらくタイ領事館の領事と思われ)

タイってタクシン首相のケースが一番有名ですが、非常に汚職が多いということで有名です。
 ※ちなみにタイで訴追される企業のトップ1,2はアメリカとドイツだそう。

もちろん国内の公務員やプロジェクトを受注したい国内の企業関係者などが訴追されることも多いですが、海外の企業関係者も訴追されることが多いです。(日本でもゼネコンの中堅(某与党幹事長の献金問題で有名なところ)が2年ほど前にバンコク都庁の工事に関して話題になったことも記憶に新しいかと。)

汚職の訴追だけで独立の国家機関があるというのは日本だとやや違和感(日本は検察でやってますね。あとは独禁法がらみで公取とかかな?)を感じてしまいますが、東南アジアのようにやはり汚職で訴追対象になる人たちが政治的に強力な力をもっていると、それに対抗する中立性を維持しなくてはならないことから、どうしても必要になります。


さすがにNCCCで扱う仕事の多くは、警察官が駐車違反を見逃す代わりに賄賂を要求するといった微細なものではなくて、巨額で高官が絡んでいるような案件や、外国の多国籍企業が絡んでいる(例えば賄賂で得た収益をマネーロンダリングしてアメリカにキックバックしていたとか)ような国際案件だそう。

法律を守ってもらうのも大事ですけれど、あまり厳しくしすぎて、投資元の企業を萎縮させてはいけないし、人員にも限界があるので、「Unusual Wealth」が操作きっかけの一つだそうです。

なんとなくで参加しましたが、あまり知らない案件だったので面白かったです。


一番気分が重くなったと言うか、ずしんときたのが下記です(・`ω´・)

タイやインドネシアは、民主主義だから汚職が起きる。
当局もがんばっているものの、人民全体の倫理観の形成には時間がかかる。

政治的プレッシャーに対して中立ではあるが、選挙を経た政治家を汚職の疑惑で引き摺り下ろすことの是非はどうか、という議論には理解する。

シンガポールや香港はイギリス時代の倫理観及び非民主的体制への社会のなれによって、汚職はおきにくい。中国は、汚職で死刑になるくらいの厳罰で対応している。

ではタイもそういう体制にしたいか?というとそれはNoであると思う。


汚職というと、「取り締まれば?」と短絡的に考えがちですが、そうではないタイの現実がずしんときました

(おまけ目
せっかくのNY出張と言うことでCommissioner+ご子息はお孫さんを連れてきていたようで、途中でおじいちゃんの邪魔をしちゃってました。さすが、ほほえみの国です。
留学生活も残り2ヶ月をきりました。。。ピカチュウあせる

私の場合、仕事により、渡航が人より1ヶ月ほど遅かったわけですが、おそらく帰国時期を勘案するのにここらへんの事情は勘案されないのでしょう(笑)

2ヶ月でやりのこしたことを備忘録的に書こうと思います。

1.旅行音譜

遊びっぽくて恐縮ですが、なにげに色々とやることがあったため、主要都市でいくつかいっていないところがあります。
DC、フィラデルフィアにはぜひともいきたい
あとは西海岸のワイン工場のほうも。

そして何気にNYに着てから、いってないメジャーな美術館もあるし。。。


2.経済学の基礎音譜

さっさとPaperを仕上げちゃって移りたいのですが、コロンビアの授業だと、「教養過程レベル」か「ドクターレベル」の授業しか受けられる雰囲気ではなくて、中途半端な自分はあぶれてしまったかんじでした。
法律は、授業やBar、Paper書きなんかもあわせて色々とできたのですが、法律を超えた分野まで手がまわってませんでした。。。
法律だけなんとなくわかっていていいという職業でもないので、学生のテスト期間でも利用して自学です。

3.英語音譜

最後になんですが、英語の勉強!!
留学すれば英語はできるようになる!というのは、Partly でしか真実ではないと痛感しました。


理由その1:仕事と比べてお互いに甘さがでる。(仕事だと間違うとやばいので相当緊張するけれども学生同士や学生-教授だとわからなくても気楽に聞き返せてしまうのが仇)

理由その2:英語の間違いについては誰も指摘しない。(外国人が多いせいかネイティブも別に英語の自体の間違いを指摘することはあまりありません。Paperは基本的にネイティブチェック済みのものを提出しますし。)

もちろん来る前よりはできているのでしょうが、「英語勉強しに来た」のではなく、「英語勉強しに来た」ということなので、期待しているほどの伸びは無かったと思います。




もうどうしようもないですが、唯一の心残りは「英語で仕事」ができなかったことです

私のVisaはJ-1でもTraineeではなく純粋なAcademicなので、無給であってもインターンができないんです。。。。(アメリカ国外ならまた別なので違うと思いますが)

学校の紹介で見つけたインターンのポストにはまろうとしたところ、Okくれた先方から「このVisaはWork Permitがないからだめだ」と言われてしまいました。
 ※学校からのなのでそこは厳格です。コロンビア自体が警告を受けるので。


うーーーん、とても残念。。。。